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【海外発!Breaking News】2羽のニワトリを巡って喧嘩 叔父を射殺した21歳男が逮捕(米)

TechinsightJapan / 2024年6月18日 18時48分

【海外発!Breaking News】2羽のニワトリを巡って喧嘩 叔父を射殺した21歳男が逮捕(米)

米テキサス州で先月30日、21歳の男が叔父を射殺して逮捕された。男は2羽のニワトリの所有権を巡って叔父と口論になり、最終的に叔父に向かって発砲したという。叔父はその場で死亡が確認され、男は第一級殺人容疑で逮捕されたという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

米テキサス州ヒダルゴ郡保安官事務所によると、事件は先月30日に同郡ミッション市の民家で発生した。逮捕されたアーロン・セルバンテス(Aaron Cervantes、21)はこの日、家族とともに叔父フェルナンド・マドリードさん(Fernando Madrid、54)の自宅である同民家を訪れた。

アーロンとフェルナンドさんは、2羽のニワトリ(雄鶏)を巡って争っていたそうで、アーロンはニワトリの所有権は自分にあると主張し、連れ去ろうとしていた。この行動に激怒したフェルナンドさんはアーロンに詰め寄り、激しい口論に発展した。言い争いは次第にヒートアップし、頭に血が上ったアーロンは持っていた拳銃を取り出し、フェルナンドさんに向けて発砲した。

通報を受けた保安官代理らが午前3時53分に現場へ駆けつけると、家の外にアーロンと1人の男性、そしてバスルームで銃創を受けたフェルナンドさんを発見した。家族の話によると、フェルナンドさんは室内で撃たれたと言い、救急隊も駆けつけたが、その場で死亡が確認された。

フェルナンドさんに向かって発砲したアーロンは、第一級殺人容疑で逮捕され、ヒダルゴ郡刑務所に収監された。またアーロンとともにフェルナンドさんの自宅を訪れた男性は、銃撃に関与していなかったとして、釈放された。



テキサス州では殺人罪で有罪判決を受けた場合、検察官は死刑、または無期懲役を求めることができるそうで、アーロンの裁判には注目が集まっている。

フェルナンドさんの義理の娘リネット・ガルザアさん(Lynette Garzaa)は、フェルナンドさんの葬儀費用をカバーするため、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」に専用ページを設けて寄付を募った。フェルナンドさんの葬儀が行われた今月3日までに、340ドル(約5万3000円)以上が集まったという。

テキサス州では違法であるにもかかわらず、雄鶏に鋭い爪などを装着させて戦わせる闘鶏が農村部で横行しているが、今回の事件が闘鶏に関連しているかどうかは明らかになっておらず、現在捜査が進められている。

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