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【エンタがビタミン♪】EXIT兼近、Xアカウント削除を決断 誹謗中傷との闘いに終止符

TechinsightJapan / 2024年6月11日 18時40分

【エンタがビタミン♪】EXIT兼近、Xアカウント削除を決断 誹謗中傷との闘いに終止符

お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が10日、自身のXアカウントを削除することを告知した。出演したインターネット番組で自身のSNS上でのトラブルを紹介し、その解決策について議論してきたが、不毛な結果に終わることが多いことから続けていくことに限界を感じていたようだ。

Xで71万人のフォロワーを抱える兼近大樹が、「明日のトークライブで、このアカウントを消します!! 今までフォローしていてくださった皆様ありがとうー!」と宣言し、今後はインスタグラムやbubbleに仕事やファンクラブの情報を載せていくと伝えた。しかも「なんで消しちゃうの!? Xでは兼近見れなくなっちゃうってこと!?」というファンの声に、「いえす! 人とは思えない嫌なアカウントが増えすぎているので!笑」と兼近は返している。

今年2月1日に放送されたインターネット番組『ABEMA Prime』の「人はなぜSNS攻撃をするのか?「誹謗中傷」被害の実態と改善策を当事者と考える」で、兼近はSNSでの実体験を明かしていた。「もう5年間ぐらい同じ人が送ってきているのもあれば、よく分からない情報を信じてDMを送ってくる方もいる」と述べ、「対話を試みようと理由を聞いてみると、“みんながやってたから本当だと思ってました”とか、事実かどうか確認のしようがないことを言ってくる」と、話し合いをしても平行線のままだったと語った。また、開示請求をしても「半年、1年は当たり前にかかるし、まずはプラットフォーム側、次に情報を持っているのはここと、裁判を繰り返さなきゃいけない」と時間がかかり過ぎることを指摘。やっと本人に辿り着いたとしても、「すみません、本当はそんなつもりなくて」「まとめサイトを見てそう思った」と謝られるだけなら、怒りよりも「かわいそうに、わかんなかったんだ…」と憐れみしかないことを述べた。被害者側がブロックなど自衛しても、それでは「根本的な解決には一切向かっていない」とこの時、兼近は複雑な表情を浮かべていた。

「できたら更新しなくても残してほしいなー」とXのアカウント存続を訴える声も寄せられたが、兼近は「10年以上前のキモいボケとか漁られて断罪されるのキツい!」と即答している。

昨年2月、日本各地で相次ぐ広域強盗事件に関与した疑いのある容疑者と「過去に接点があった」と一部メディアが報じると、兼近のXは大炎上。2013年8月17日に投稿した、「よく女の子の腕の骨へし折ってたなー てへへ」(原文ママ)まで掘り起こされ、拡散されてしまったのだ。「本当に女の子の腕を骨折させるという暴力を振るっていたのですか?」などと非難の嵐となったが、兼近本人は「おいマジか。こんなん繋げるの勘弁してくれ…」と困惑していた。それでも当時は、「ヤンキー弄りみたいなのされてて、ヤバいヤンキー大喜利返しみたいな返しで過激なこといえばおもしろいと思ってた」と釈明し、「本当に申し訳ない。いまはふざけてもこんな事言いません」と謝罪している。今回のXアカウント削除は、こうした不毛な闘いに終止符を打つことできる、兼近にとって最後の手段だったのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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