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【海外発!Breaking News】肥満でアザラシのようなヒョウ、痩せてイヌのようなクマ 中国の2つの動物園に痛烈な批判<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年6月16日 20時55分

【海外発!Breaking News】肥満でアザラシのようなヒョウ、痩せてイヌのようなクマ 中国の2つの動物園に痛烈な批判<動画あり>

太りすぎてアザラシのようなヒョウと、痩せすぎてイヌのようなクマが注目されている。どちらも飼育されているのは中国の動物園で、SNSに投稿された動画には「動物園を閉鎖すべき」といった痛烈な批判が寄せられている。ネットメディア『Oddity Central』や中国のニュースメディア『手机网易网』などが伝えた。

今年3月のこと、中国四川省にある「攀枝花公園動物園」の太りすぎたヒョウ(16歳)の姿がSNSに投稿され、中国の“クロウハウザー(Clawhauser)”と話題になった。クロウハウザーとは、ディズニー映画『ズートピア』に登場する肥満症のチーターで、ネチズンの中には肥満のヒョウを「まるでアザラシ」と揶揄する者まで現れた。

中国のニュースメディア『红星新闻网』によると、このヒョウは毎日1.3キロ(3ポンド)の牛肉を食べていたほか、時には鶏肉やウサギ肉も与えられていたそうで、動画が拡散すると大きな注目を浴びた。そうして同園の入園料が通常約44円(2元)、休日は約66円(3元)であるにもかかわらず、今年度の同園の売り上げはすでに、昨年よりも多い約420万円(19万元)にもなっていた。



しかし動画には、多くの人が「狭い空間で餌を過剰に与えている」とヒョウの健康や幸福度について懸念を示し、同園は「減量を行う」と声明を発表。専門家の助言を受けて飼育スペースを2倍にし、厳しい食事制限を行いながら食事の時間も調整した。

しかしヒョウは2か月経っても体重が減らず、同園は今月初め「16歳のヒョウは人間で言えば60~70歳。高齢すぎるため、これ以上の変化は望めない。個体は定期的な健康診断を受けており、肥満であっても健康で幸せであり、問題はない」と減量を断念したことを報告した。



一方、貴州省六盤水市の「盤州九龍潭景区動物園」では、今月11日に痩せてイヌのようなクマの動画が撮影され、「世界で最も悲惨なツキノワグマ」とXに投稿されて注目を集めた。

動画は、囲いの中のコンクリートの上をツキノワグマが歩く様子を捉えたもので、個体は痩せて脚と腰回りが極端に細く、投稿者はコメント欄にこう記していた。

「飼育員はこう言っていた。『園長はお金がないし、園には客が来ない。それで毎日ニンジンなどの野菜ばかり与えている』とね。」



こうして動画には、「これは虐待」「最悪な環境。一度行ったことがあるけど、二度と行かない」「体型が変わってイヌのよう」といった声が相次ぎ、同園は「クマには小さい頃から野菜や蒸しパンを食べる習慣がついている。また現在10歳超と高齢なため、食べる量が少なくなった」と釈明した。

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