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【海外発!Breaking News】行方不明になったロバ 5年後、シカの群れに仲間入りした姿で見つかる(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年6月20日 15時49分

【海外発!Breaking News】行方不明になったロバ 5年後、シカの群れに仲間入りした姿で見つかる(米)<動画あり>

米カリフォルニア州で2019年、農場を営む夫婦に飼われていたペットのロバが行方不明になった。懸命に捜索活動が行われたが痕跡も見つからず、夫婦はロバの発見を諦めるしかなかった。ところが今年の春、シカの群れに溶け込み、群れの一員として違和感なく過ごすロバが目撃された。夫婦は行方不明になったロバであると確信しており、「元気に暮らしていることが分かり、安心した」とコメントしているという。ニュースサイト『Bored Panda』などが伝えた。

米カリフォルニア州オーバーン市で農場を営むテリー・ドリューリーさん(Terrie Drewry)と夫デイヴィッド・ドリューリーさん(David Drewry)は2019年4月20日、ペットとして飼っていたロバ“ディーゼル(Diesel)”と一緒に、同州レイク郡の国立原生保護地域に指定されている「キャッシュ・クリーク・ウィルダネス(Cache Creek Wilderness)」へハイキングに出かけた。ゆっくりと自然に囲まれた場所を歩いていたが、ディーゼルが途中で何かに驚き、どこかへ走り去ってしまった。

テリーさんらは「恐らく、ピューマに驚いたのだと思います」と振り返っているが、当時はボランティアの協力を得ながらディーゼルの捜索を開始した。ドローンを駆使し、数週間にわたって捜索を続けたが、ディーゼルの痕跡すら掴めなかった。テリーさんたちは諦めるしかなく、ディーゼルがどこかで無事に過ごしていることを祈りながら、農場の動物たちの世話を続けた。

ところが約5年が経過した今年の春、狩猟のためにキャッシュ・クリーク・ウィルダネスを訪れたマックス・フェネルさん(Max Fennell)が、シカの仲間であるカリフォルニア・エルク(tule elk)の群れの中に1頭だけロバがいることに気がついた。群れの様子を撮影した動画には、離れた場所に10頭ほどのシカの群れが映っている。よく見ると、カメラの方を見つめるシカたちに交じって、1頭のロバが一緒にカメラへ視線を送っていた。

しばらくすると群れは方向転換して移動を始め、ロバも息を合わせたように同じ行動をしている。遠くへ走り去る時も、ロバはシカたちと同じペースで走っており、違和感なく群れに溶け込んでいた。

マックスさんがこの動画をInstagramに公開すると、不思議な光景に注目が集まり、テリーさんたちの目にも留まった。この地域に野生のロバが生息していないこともあって、映っていたロバがディーゼルであると確信したという。

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