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【海外発!Breaking News】道端で保護された犬、車から抜け出して虐待され息絶えた相棒犬のもとへ導く(米)

TechinsightJapan / 2024年7月9日 20時55分

「私たちはルドウィックを車に戻そうとしましたが、友人のそばから離れようとしませんでした。私たちはどうしていいか分からず、『なぜ、かつて愛したペットにどうしてこんなことができるのか』と理解に苦しみ、その場で泣き崩れてしまいました。」



ルドウィックは、虐待によって命を落とした仲間を助けるべく、エレクシスさんとアリソンさんに向かって吠えながら相棒犬のもとへと導いたのだった。のちにメディアの取材に応じた2人は、「私たちはショックで数分ほどそこに立ち尽くしてしまいました」と話している。

また、犬の死骸には顔を殴られた痕跡があり、木には犬が引っ掻いたような爪痕が残っていたという。アリソンさんは、「多分、苦しみから逃れようと少しでも息ができるようにもがいていたのでしょう」と語っている。ルドウィックは相棒のそばを離れようとしなかったが、2人はルドウィックに餌を与え、その隙に車に乗せて施設に連れていったそうだ。

同施設では、非業の死を遂げたルドウィックの相棒犬に“ナクシャ(Nakusha)”と名前を付け、ナクシャの遺灰の一部をルドウィックの首輪に取り付けて、一緒にいられるようにしてあげたという。幸いにもルドウィックには新しい家族が見つかり、現在は適切なケアを受けている。しかしながらエレクシスさんたちは、ルドウィックとナクシャを同施設の近くに置き去りにした人物の情報を求めており、同施設の支援者の中には、犯人逮捕につながる有力な情報提供者への報奨金を寄付する人もいるという。

エレクシスさんは、最後にメディアを通じてこのように訴えた。

「私たちはただ、これからの未来を動物たちが適切に世話を受けられるような世の中にしたいだけなのです。私たちがここにいるのは、フロイド郡内の動物虐待と闘うためなのです。これは本当に恐ろしいことですから…。」

画像は『WYMT 「Pit bull leads shelter employees to hanged dog in Floyd Co.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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