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【海外発!Breaking News】ランニングマシン使用中の女性、開いていた3階窓から転落死(インドネシア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年6月27日 9時28分

【海外発!Breaking News】ランニングマシン使用中の女性、開いていた3階窓から転落死(インドネシア)<動画あり>

インドネシア、カリマンタン島ポンティアナックのジムで今月中旬、ランニングマシンを使用していた女性(22)が3階の窓から転落し死亡する事故が発生した。マシンのすぐ後ろには大きな窓があり、1時間以上前から開いていたという。当時の監視カメラの映像とともに、英ニュースメディア『The Sun』などが伝えた。

事故が起きたのは今月18日午後1時頃(一部報道では1時半頃)で、女性はジム内のランニングマシンで30分ほど走った後、速度を落として歩き始めたところだった。

当時の動画では、女性のランニングマシンの背後にある幅90センチの大きな窓が開いているのが分かり、女性はゆっくりと歩きながら首に巻いたタオルを手に取り、顔を覆って拭いている。ところがその直後、後方に流されて体勢を崩し、ベルトコンベアから落下。窓枠に手をかけるも、後ろ向きの状態で外のコンクリートの上に転落した。



ボーイフレンドらと一緒にジムに来ていた女性はその日、「2階で一緒にエクササイズをしよう」という誘いを断り、3階のランニングマシンを使用していて悲劇に見舞われた。女性は顔や体に青痣があったほか頭部に重傷を負っていたそうで、病院に緊急搬送されたものの命は助からなかった。脳出血がひどく、検死報告書によると、頭部の打撲傷と裂傷が広範囲に及んでいたという。

この事故を受け、ジム側は女性の家族に謝罪し、3日間の営業停止処分となった。またポンティアナック市警察の犯罪捜査部門は、ジム側に過失があったとして捜査を開始。同警察署長のアントニウス・トライアス・クンクロジャティ氏(Antonius Trias Kuncurojati)は、ランニングマシンが窓から約60センチ(2フィート)しか離れていなかったこと、窓枠下部分から床までが30センチしかなかったことなどが危険な状況を生み出したと指摘した。



さらに問題の窓は、普段は施錠されておらず、誰でも開けられる状態になっていたことも判明。監視カメラの映像により、4月からジムの会員だったある女性が正午頃、事故が起きた窓を開けていたことも明らかにされた。

女性は「ジム内の換気のため、よく窓が開いているのを目にしていた。『窓を開けてはいけない』という注意書きはなく、禁止もされていなかった」と語っているそうで、ジムのマネージャーは「以前は窓を開けないように注意を促すシールが貼ってあった。ただそれが剥がれてしまい、窓にペンで警告文を書いていたが、消されてしまったか薄くなってしまったようだ」と弁明した。

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