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【海外発!Breaking News】路上で動けずにいた肥満体の野良犬、保護から7か月後に変貌遂げる(タイ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年7月2日 20時55分

【海外発!Breaking News】路上で動けずにいた肥満体の野良犬、保護から7か月後に変貌遂げる(タイ)<動画あり>

昨年9月、タイの路上で肥満体のためほとんど動けずにいた犬が保護され、7か月かけてスリムで健康的な体型に変貌した。犬を保護した動物保護団体の創設者は、「この犬から多くを学べると思う」と話している。英ニュースメディア『The Daily Star』などが伝えた。

タイのサムイ島を拠点とする動物保護団体「Happy Doggo」の創設者ニール・ハービソンさん(Niall Harbison)が6月18日、Xにメスの保護犬の写真を投稿したところ、多くの関心を集めた。ニールさんは昨年9月22日、路上にうつ伏せたまま動けずにいる肥満体の犬を保護したという。

その犬は皮膚が爛れていて被毛がボロボロと抜け落ち、まるで生きることを諦めたかのように見えたそうだ。犬は道路に横たわっており、そのそばを車がかすめるように走り過ぎていくため、犬をすぐに保護する必要があった。ニールさんは犬に米ファッションモデルの名前にちなんで“シンディ・クロフォード”と名前をつけ、すぐに獣医のところへ連れて行った。

当時のシンディは体重46キロで健康状態に危険を及ぼすほどの肥満だったため、獣医からは減量には細心の注意が必要だと言われたそうだ。ニールさんはシンディを保護した際に撮影した動画を投稿し、このように綴っている。

「私がシンディを見つけた時は、こんな感じだった。シンディは道路に横たわっていて毛が抜け落ち、頭のすぐ横を車が通り過ぎていったんだ。シンディは人生を諦めて尊厳を失っていた。」

「私たちはシンディを病院に連れて行き、体を洗ってあげて皮膚と体の健康を取り戻してあげることにした。でも、獣医からは『これまで受けたストレスを考えると、心臓発作で命を落とす危険もあるからあまり無理しないように』と何度も言われ、そんな中で私たちは食事療法を開始して、いくつか目にみえる結果を得ることができたんだ。」

シンディはその後、順調に体重が減っていったものの、のちに甲状腺の病気が見つかった。しかしシンディは、未来の飼い主となるラナさん(Lana)との出会いで、治療を乗り越えながらラナさんのケアのもと、定期的なトレーニングと食事療法を続け、保護から5か月後には走ることができるようになった。

これによりシンディはラナさんに正式に家族として迎えられ、一緒に暮らすこととなった。生きることを諦めていたシンディが、“新たな人生”を取り戻した瞬間だった。しかしながらまだ完全に健康的な体重とは言えなかったため、その後も食事療法が続けられ、ラナさんと一緒にハイキングやビーチを散歩するなどして徐々に体重を落としていった。

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