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【海外発!Breaking News】「ふざけているのかと思った」体重154キロの女、10歳の里子に馬乗りで窒息死させる(米)

TechinsightJapan / 2024年7月20日 20時55分

【海外発!Breaking News】「ふざけているのかと思った」体重154キロの女、10歳の里子に馬乗りで窒息死させる(米)

米インディアナ州の女が今月13日、10歳の男児の上に馬乗りになって死亡させたとして、殺人容疑で逮捕された。女は体重が154キロ(340ポンド)あり、女の里子だった男児は窒息して死亡したという。同州ニュースメディア『IndyStar』などが伝えた。

逮捕されたのはインディアナ州ポーター郡ヴァルパレーゾに住むジェニファー・リー・ウィルソン(Jennifer Lee Wilson、48)で、今年4月25日、里子のダコタ・リーヴァイ・スティーヴンズ君(Dakota Levi Stevens、10)が暴れて逃げようとするのを押さえ込もうとし、体の上に数分間、馬乗りになったという。

宣誓供述書によると、ダコタ君はその日、ジェニファーと口論になって隣人宅に逃げ込んでおり、隣人は当時のことをこのように語ったそうだ。

「救急車が到着する30分前のことだった。ダコタ君がやって来て『お願いだから、僕を養子にして。僕の里親は顔を叩き、ケースワーカーに電話をさせてくれないんだ』と訴えた。ただその時は怪我をしている様子がなく、しばらくするとジェニファーがやって来て、ダコタ君を連れて帰った。」

悲劇が起きたのは2人が自宅に到着した直後のことで、ジェニファーは警察の調べに対して、こう供述した。

「ダコタが再び逃げようとしたため、止めようと押さえつけた。私がダコタにタックルしたのか、2人で倒れ込んでしまったのかは覚えていない。ただ、ダコタは地面に体を投げ出して、癇癪を起こし始めた。そこでケースワーカーに電話をかけながら、ダコタが暴れないよう馬乗りになった。」

「あの子は泣き叫んでいたが、しばらくすると動きが止まってしまった。最初はふざけているのかと思ったが、仰向きにすると瞼が青白くなっていた。私が馬乗りになっていたのは5分ほどだと思う。」

ジェニファーはその後、別の里子に緊急通報をするように指示。自宅には救急隊が駆けつけた。しかしながらダコタ君はすでに呼吸が停止して脈がない状態で、ジェニファーは救命処置が行われている間、明らかに取り乱していたという。



ダコタ君は下頸部と胸に青痣ができており、地元の病院に搬送された後、ヘリコプターでより設備の整った病院に運ばれた。しかし、脳が長い間酸欠状態になったことから腫れ上がり、2日後に生命維持装置が外された。

なおダコタ君は身長147センチで体重41キロだったが、ジェニファーは身長150センチで体重154キロあり、セントジョセフ郡検視局は後に、「死因は鼻口部の圧迫などにより呼吸が止まってしまう機械的窒息。これは殺人である」と断定した。ジェニファーは6月30日に里親の免許を取り消され、里子3人は保護された。

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