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【海外発!Breaking News】山中で一歩も動けなくなった70キロ超の犬、数人掛かりで担架で下山(米)

TechinsightJapan / 2024年7月20日 17時55分

【海外発!Breaking News】山中で一歩も動けなくなった70キロ超の犬、数人掛かりで担架で下山(米)

米オレゴン州の山で今月12日、飼い主と一緒にハイキングをしていた大型犬が、急に一歩も進まなくなった。犬は肉球にケガをして、その痛みから動けなくなっていた。飼い主は体重70キロ超の愛犬を抱えて下山することはできず、複数のレスキュー隊から救急隊員が駆けつけ、犬を担架に乗せて下山することになったという。米ニュースメディア『People.com』などが伝えた。

米オレゴン州クラットソップ郡のキャノン・ビーチ消防署は今月14日、犬のレスキュー活動を行ったことをFacebookに報告した。投稿によると今月12日、同郡にあるサドル・マウンテンで大型犬のグレート・ピレニーズが飼い主と一緒にハイキングをしていた。順調に進んでいたが突然、犬は歩みを止めてしまった。

犬は歩いている途中に肉球を負傷してしまい、痛みから一歩も歩けなくなってしまったのだ。しかし犬の体重は160ポンド(約73キロ)で、とても担いで歩けるような重さではない。困り果てた飼い主は、キャノン・ビーチ消防署に連絡して助けを求めた。

救助にはキャノン・ビーチ消防署のほか、周囲のエリアを管轄する3つ消防署から隊員が駆けつけた。隊員らは持ってきた担架に70キロ超の犬を乗せると、数人掛かりで運んで下山し始めた。当時の様子が写真に残されており、担架の上に大人しく乗って運ばれながら、カメラ目線を送る犬の姿が写っている。



サドル・マウンテンでは、リードを付けた犬とのハイキングは認められているものの、キャノン・ビーチ消防署は投稿で「犬にとって歩きやすい環境ではない」と説明している。ここ何年間で、脱水症状になった犬や今回のようにケガをして動けなくなった犬の救助要請がいくつか確認されているという。

足場の安定性を確保するため、登山道には溶接されたワイヤーが多く敷かれている。鋭利な部分が突き出している箇所もあり、今回の犬はこのワイヤーで負傷したもようだ。

「この登山道では、犬用のブーツを履かせることをお勧めします。人間は荒れた地面に触れている期間が長いと皮膚が硬くなりますが、それは犬も同じです。頻繁に犬と一緒にハイキングをするのなら、まずは短時間から始め、徐々に慣らしてください」と、キャノン・ビーチ消防署はアドバイスを残した。



この投稿に、ユーザーからは「犬とのハイキングが許可されているからといって、大型犬と一緒にハイキングに行くべきという意味じゃないよ」「なんて無責任な飼い主なの」「普通の山道ならいいけど、ワイヤーが張り巡らされている道は犬には厳しいよ」「こんな道を犬に歩かせていたなんてひどい」など、飼い主への批判の声が寄せられた。

ちなみに2021年2月にはアイルランドで、登山中だった男性が2週間迷子になっていたゴールデンレトリバーを頂上付近で発見し、肩に担いで下山していた。

画像は『Cannon Beach RFPD Facebook「On July 12, 2024, this beautiful 160lbs great pyrenees was hiking saddle mountain when he suddenly refused to keep walking.」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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