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【海外発!Breaking News】滑走路に置き去りにされたスーツケース、家族のものと分かり唖然(スペイン)

TechinsightJapan / 2024年7月22日 13時1分

【海外発!Breaking News】滑走路に置き去りにされたスーツケース、家族のものと分かり唖然(スペイン)

スペインの空港で家族と一緒に飛行機に乗った男性が、離陸直前の機内から滑走路にポツンと取り残されたスーツケースを発見した。「スーツケースが2つ落ちているよ」と笑っていた男性だったが、それが家族のものだと分かった途端に真っ青になった。炎天下に放置されたスーツケースには多数のチーズを詰めていたそうで、チーズの運命やスーツケースを無事に受け取れるかなど様々なことが頭をよぎり、最悪の出発になってしまったという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

今回のアクシデントは今月初め、スペインの首都マドリードにある「アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス国際空港」で発生した。被害に遭ったアルバートさん(Alberto)は、家族でスペインのムルシア州ラ・マンガへ向かうため、機内に乗り込んだ。

離陸準備中に座席から窓の外を眺めていたアルバートさんは、滑走路に2つのスーツケースが置かれていることに気付いた。周囲にスタッフの姿や飛行機はなかったため、明らかに積み荷の途中ではないことが分かる。

誰かのスーツケースが置き去りにされてしまったと思ったアルバートさんは、写真を撮り、近くにいた叔母に「見てよ。あそこにスーツケースが2つ落ちているよ」と笑って話しかけた。

ところが窓の外を見た叔母は、「私とおばあちゃんのスーツケースに似ているんだけど…」と信じ難い発言をした。自分たちのスーツケースが忘れられてしまっている事実だけでもショックだが、さらに不運にもスーツケースの1つにはチーズが詰められていた。



この日の気温は30度を記録しており、炎天下に置き去りにされてしまったスーツケースの中は最悪なことになっていると予想された。

アルバートさんは今月13日、自身のXに機内から撮影したスーツケースの写真を投稿した。この投稿には4万8000件もの「いいね」が集まり、「こんなのあり得ないよ!」「少なくとも、タービンに巻き込まれなくてよかったね」「ピクサー映画の始まりみたいだ」など、驚きやジョークを飛ばす声が寄せられた。

当時は離陸直前だったこともあり、結局アルバートさんたちはスーツケースを空港に残して飛び立ったという。航空会社に連絡すると、後日指定の住所に送ってくれることになった。

そして15日、アルバートさんはXで無事に2つのスーツケースが届いたことを報告した。また驚くべきことに、中にあったチーズは腐ることなく無事だったそうだ。



ちなみに2022年12月にはスコットランドで、ロストバゲージ被害に遭い諦めた女性が、5か月後にスーツケースが自宅に届き、驚いていた。

画像は『Totito X「En Barajas, a punto de despegar, miro por la ventana y veo dos maletas tiradas en la pista.」「HAN VUELTO A CASA」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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