1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【海外発!Breaking News】毒グモに手を噛まれた男性、指が壊死し一部切断「1本は腐り落ちた」(スペイン)

TechinsightJapan / 2024年7月24日 5時0分

【海外発!Breaking News】毒グモに手を噛まれた男性、指が壊死し一部切断「1本は腐り落ちた」(スペイン)

イギリス人の男性は今から3年前、スペインのリゾート地イビサ島で休暇を楽しんでいたところ、毒グモに右手を噛まれた。男性はその後、手指が壊死して真っ黒に変色。指の一部を切断せざるを得なかった。夢のような休暇から一転、悪夢に突き落とされた男性の悲劇を、英ニュースメディア『The Mirror』が伝えた。

英ウェールズ南部マーサー・ティドビル出身のトム・ブッシュさん(Tom Bush)は約3年前、スペインの人気リゾート地であるイビサ島を友人らと一緒に訪れた。

イビサ島は島全体が世界遺産に登録されているだけでなく、パーティーアイランドとしても知られており、19歳だったトムさんは当時、昼は海辺でくつろぎ、夜はナイトライフを楽しむという誰もが羨むような休暇を謳歌していた。

ところが2021年7月1日、友人と一緒に日の入りを見ようとしたトムさんは、海辺のお気に入りの場所である「カフェ・マンボ(Cafe Mambo)」の近くで悲劇に襲われた。

トムさんは「岩の上に手をのせていた時だった。何かチクリとするのを感じてね。でもその後は飲みに出かけてしまい、寝たのは午後11時前だった」と、その時は特に気にも留めなかったことを明かし、このように続けた。

「午前4時のこと、手が燃えているような感覚に襲われて目が覚めてね。手がパンパンに腫れて青紫色になり、パニックに陥った。それで友達を起こしたところ、みんなが落ち着きを失いパニックになってしまった。開店時間に合わせて薬局に行ってみると、『今すぐ病院に行くように』と言われたよ。」

実はトムさんが日の入りを見ている間、毒グモに噛まれていた。スペインの健康保険紹介サイト『Sanitas Health Plan Spain』によると、同国には6種の有毒グモが生息しており、咬傷による死者が出たことはないものの、クロゴケグモ(ブラックウィドウ)とドクイトグモの2種には最も注意が必要だという。

トムさんを噛んだ種の特定はできていないそうだが、本人は病院での様子を次のように述べていた。

「スペインで毒グモに噛まれるというのは珍しくてね。医師たちは当初、何が起きているのかよく分かっていないようだった。ただ右手の人差し指、中指、小指の先端は組織が腐る壊死を起こして黒く変色し、そのうち腐ってしまったよ。」

医師は当時、手指を洗浄するもすぐには切断せず、「できるだけ指を残せるように」と注意深く経過観察していたそうで、トムさんは「指が感染症に罹らないように、自宅に2~3か月間、看護師が来てくれた」と明かしている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください