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【海外発!Breaking News】13歳のおばあちゃん犬 球場での最後の仕事に大歓声(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年7月27日 9時55分

【海外発!Breaking News】13歳のおばあちゃん犬 球場での最後の仕事に大歓声(米)<動画あり>

米プロ野球マイナーリーグのチームで活躍する犬が、今月19日に引退の日を迎えた。バッターボックスのバットを拾ってベンチに届ける仕事をしていた犬は、最後の任務を終えると、場内から大きな拍手が送られた。チームに6年間貢献してきた犬には、「たくさんおやつをもらわないとね」など労いの言葉が多数寄せられている。スポーツサイト『Bleacher Report』などが伝えた。

米ペンシルベニア州フィラデルフィアに本拠地を構えるプロ野球チーム「フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)」のシングルA(マイナーリーグ)チーム「クリアウォーター・スレッシャーズ(Clearwater Threshers)」には、選手たちを支えるスタッフの一員として、メスのラブラドール・レトリバー“レイラ(Layla)”が所属している。

遡ること2018年、冷蔵庫からビールを持ってくるというレイラの特技を、飼い主のアンドリュー・デイヴィスさん(Andrew Davis)が動画で撮影し、Facebookに投稿した。賢いレイラの行動を捉えたこの動画は注目を集め、ネット上で広く拡散された。そこでアンドリューさんがクリアウォーター・スレッシャーズにこの動画を送ったところ、しばらくしてから「バットも持ってこられると思います?」と“バット・ドッグ(bat dog)”として活躍できないかと相談されたという。

バット・ドッグの仕事は、バッターボックスに残されたバットを回収し、ベンチに届けるものだ。相談を受けてからアンドリューさんと一緒に自宅で練習したレイラは、数週間ほどでバットを持ってくることができるようになった。こうしてレイラのバット・ドッグとしての仕事がスタートした。

それから6年間もこの仕事をこなしたレイラは、13歳を迎えた。人間にたとえると96歳に相当する“おばあちゃん犬”となったレイラは今月19日、「フォートマイヤーズ・マイティマッスルズ(Fort Myers Mighty Mussels)」との試合を最後に、引退することになった。

チームメイトやファンから愛されてきたレイラの最後の仕事の様子は動画に収められており、ベンチから出たレイラが、バットを回収するためにホームベースの方へ向かう様子が映っている。

高齢のため元気よく走ることはできないが、ゆっくりと確かな足取りで進むレイラに、場内からは大きな拍手や歓声が起こった。レイラはバットを見つけて口にくわえると、まっすぐベンチに戻り、待機していたスタッフにバットを渡した。

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