【エンタがビタミン♪】明石家さんま、着ぐるみの危険性を指摘。中の人が痙攣、「あれは怖かった」。
TechinsightJapan / 2015年3月23日 12時45分
明石家さんまは過去に演出で使われたスモークが原因で、非常に危険な状態に陥った共演者を目の当たりにしたことがあるという。亀のキャラクターを演じていた人が、酸欠で倒れたのだ。
3月21日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)では先日KinKi Kids・堂本光一が主演するミュージカルの舞台上で起きたセットが倒れる事故の話題から、明石家さんまはバラエティ番組での危うく大事故になりかねなかった事例を喋り始める。
“舞台演出のスモークは危ない”と言われれば、視界が悪くなって舞台から転落する危険を指しているのかと思われる。しかしさんまが目の前で見たのは、煙の下で倒れ込み酸欠状態に陥っていた出演者であった。
それは現在放送中のテレビ番組『さんまのまんま』に出演しているマスコットキャラクター「まんま」の内臓(さんまはこう呼ぶ)が、80年代に人気だったある関西のローカル番組で“亀”になっていた時のことだ。司会の笑福亭鶴瓶が舞台を去る際にスモークがたかれ、亀は演技で床に倒れていたという。そして煙がスーッと消えた後、舞台で亀が痙攣を起こしていたのだ。慌てて着ぐるみを脱がせ、外の空気を吸わせても痙攣は治まらず、そのまま運ばれていったらしい。さんまは「あれは怖かった」と話すと、“痙攣が起きていたから周囲が異変に気付いたのだ”と思い返していた。亀に入っている人の表情が分からないので危機感が伝わらず、また“スモークの下は危ない”という認識も周囲に無かった。動かずに倒れていたら、事の重大さが伝わらなかった可能性があったのだ。後に別の番組でドッキリを仕掛けるため、お笑い芸人がスモークの下に隠れていてやはり倒れていたことがあったという。その時は亀の事故がさんまの頭にあったので、芸人の意識はあったが念のため病院へ連れて行ったという。スモーク効果にドライアイスを扱った場合は、気体となった二酸化炭素が足元に滞留し、窒息あるいは酸欠になる危険性が高いらしい。
ご当地キャラ・ブームの中、彼らを起用するバラエティ番組は多いが非常に雑な扱いをする番組も少なくない。身体の異変が気付かれにくいキャラクターの事情を考慮し、安全第一の撮影現場であって欲しいと願う。
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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