1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【海外発!Breaking News】放し飼いにされた大型犬25頭 近隣住民から苦情が上がる中、散歩中の56歳女性が犠牲に(米)

TechinsightJapan / 2024年8月18日 10時46分

【海外発!Breaking News】放し飼いにされた大型犬25頭 近隣住民から苦情が上がる中、散歩中の56歳女性が犠牲に(米)

米カリフォルニア州で今月8日、56歳の女性がグレート・デーンなどの大型犬たちに襲われて死亡した。犬たちには飼い主がいたものの、25頭を普段から放し飼いにしており、不安を抱える近隣住民から複数の苦情が当局に寄せられていた。現在、犬たちは保護され、女性を襲った犬の特定が進められている。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

遺体で発見されたのは、米カリフォルニア州ビュート郡フェザー・フォールズ郊外ブラック・ホークに住む、ダヴィナ・コービンさん(Davina Corbin、56)だ。今月8日午前2時、ビュート郡保安官事務所に同地域のブラックホーク・トレイルでダヴィナさんが倒れていると通報が入った。

ダヴィナさんはグレート・デーンなどの大型犬25頭が放し飼いされている家の前で倒れていた。その身体には、多数の噛み痕や傷が残っており、衣服にはこの家で飼われている犬のものと一致するDNAが付着していた。

近隣住民の話によると、ダヴィナさんは周辺地域を度々歩いて散歩していたそうで、今回は散歩中に犬に襲われてしまったものとみられている。

検死を行った監察医は、犬による攻撃が死因であると断定し、25頭のうち攻撃した犬の特定を進めている。

同地域に住むマックス・ヘッカーさん(Max Hecker)は、過去に自身も同じ大型犬たちに襲われそうになったそうで、当時のことを「あのグレート・デーンたちが、道路を渡ってこっちにやってきたんです。急いで車に飛び乗って逃げましたよ」と振り返る。

この2年間でマックスさんが大型犬たちに遭遇したのは、一度きりではないと言い、「道路には犬の足跡が多数残っていますし、いつも犬たちが道路に出ているんです。あそこを通る時は、かき分けるようにして進まなければなりません」と状況を説明した。

他の近隣住民もこの状況に頭を悩ませており、マックスさんと一緒にビュート郡の動物管理局へ苦情を申し立てたが、対応してもらえなかった。「今に至るまで、何もしてくれませんでしたよ。誰かがあの犬たちの犠牲になるまで待つしかなかったんです。こんなこと、絶対に起きてはいけない悲劇ですよ」と、マックスさんはやりきれない思いを吐露した。

ダヴィナさんの死亡事故の翌日、25頭の犬が飼われている敷地で捜査が行われた。丸一日かけて大型犬たちを捕獲し、現在はビュート郡の動物管理局で保護されている。現時点で、安楽死させる予定はないと報道されている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください