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【海外発!Breaking News】ゴルフコースに集まった肉食獣たち 1頭のインパラを奪い合う(南ア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年8月25日 10時55分

【海外発!Breaking News】ゴルフコースに集まった肉食獣たち 1頭のインパラを奪い合う(南ア)<動画あり>

南アフリカのあるゴルフコースで、ライオン、ハイエナ、ワニの肉食動物たちが現れ、獲物を奪い合う様子をカメラが捉えた。食べられてしまったインパラは不運だったものの、厳しい自然界の光景を目の当たりにしたゴルファーたちは、珍しいシーンに釘付けだったと、米ゴルフサイト『Golf Digest』などが伝えた。

驚きの光景は、クルーガー国立公園内にある「スククザ・ゴルフクラブ(Skukuza Golf Club)」のレストランで食事をしていたゴルファーによって撮影された。プレーを終え、テラス席で夕食を楽しんでいた人々のそばでは1頭のインパラがのんびりと草を食んでいた。静かな時間が流れていたが、大きな音で事態は一変した。

ゴルフコースの管理を行う、グリーンキーパーのジャン・ロッソウさん(Jean Rossouw、33)は、「突然、ものすごい咆哮と音が聞こえました。2頭のライオンがどこからか現れて、ゴルファーたちの目の前でインパラを捕まえたんです」と当時を振り返る。

2頭の雌ライオンは空腹だったようで、その場でインパラを食べ始めた。弱肉強食の自然界の厳しさを目の当たりにしたゴルファーたちが、動画を撮影し始めると、別の肉食動物たちが姿を見せた。



動画には、食事中のライオンの周囲に残飯を目当てにした4頭のハイエナたちの姿が映っていた。遠巻きにライオンたちの様子をうかがうハイエナたちの近くには、グリーンの上に1頭の巨大なワニも確認できる。

ジャンさんは、当時の緊迫した状況をこのように説明した。

「ライオンたちはインパラを引き裂いて食べ始めました。その音に誘われて、4頭のハイエナが夕食にありつこうと駆けつけ、巨大なワニまで現れたのです。ライオン2頭はハイエナたちの存在など気にも留めず、インパラに夢中になっていました。しかし巨大なワニが現れた途端に、肉をくわえて一目散に逃げ出しました。」

ハイエナたちは、すぐにライオンを追いかけた。一方で、ライオンが食事をしていた場所に向かったワニは、近づいてくるハイエナを威嚇しながら、ライオンが食べ残した比較的大きな肉を食べていた。



ジャンさんは、「その場に居合わせた25人ほどのゴルファーやゲストたちは、夕食そっちのけで18番ホールでの思わぬ野生動物の食事に釘付けでしたよ! ワニが湖に戻ると、ハイエナたちが残った肉をきれいに平らげていました」とその結末を明かしている。



同ゴルフコースのフェアウェイにはフェンスがなく、ゴルファーと野生動物の双方にとってオープンなコースとして知られている。2年前には、2頭のライオンが3番ホールでキリンを仕留めていたが、その翌朝にジャンさんは、キリンの死骸をクレーン付きのトラックを使ってフェアウェイから運び出さなければならなかった。

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