【海外発!Breaking News】顔に3キロ超の巨大な腫瘍を抱えていた保護犬、摘出手術を受け優しい家族と出会う(米)
TechinsightJapan / 2024年8月28日 16時58分
米フロリダ州の動物保護団体に、酷い飼育環境から保護された犬がやってきた。犬は顔に3キロを超える大きな腫瘍を抱えており、すぐに摘出手術が行われた。頭を持ちあげられないほど重く大きな腫瘍を取り除いた犬は、他の病気の治療を受けながら保護施設で過ごしているうちに、散歩中に出会った工事現場の作業員と仲良くなり、そのまま家族として迎え入れられた。現在は優しい飼い主と一緒に幸せな生活を送っていると、米ニュースメディア『People.com』などが伝えた。
米フロリダ州クリアウォーター市の動物保護団体「Humane Society of Pinellas(以下、HSP)」は6月18日、パートナー協定を結んでいる他の保護団体から“キング(King、5)”という名前の犬を受け入れた。
保護される前、酷い飼育環境の中で生活していたキングは、顔に7ポンド(約3.1キロ)もの巨大な腫瘍を抱えていた。右頬から大きく発達した腫瘍の重さのせいで、キングは頭を持ちあげていられず、かろうじて地面に触れないようにするのが精一杯だった。
キングを診察した獣医らは当時、腫瘍が良性か悪性か分からなかった。それでも、その大きさは普段の生活に著しく影響していることに変わりはなかったため、HSPに保護されてから数日後に摘出手術が行われることになった。
手術前のキングを撮影した写真では、手術台に横たわるキングの右頬に、キングの頭とほぼ同じサイズの巨大な腫瘍が確認できる。
難しい手術ではあったが手術は無事に成功。右頬から首にかけて大きな手術痕が残ったものの、キングは手術を乗り越えることができた。後日、摘出した腫瘍を検査すると、幸いにも良性のものだと判明した。
手術後、キングはフィラリア症(犬糸状虫症)にかかっていることが判明したため治療を行うことになり、同時に新しい飼い主の募集が開始された。
手術で大きな腫瘍がなくなったキングは、自由に動き回ることのできる新しい生活に少しずつ慣れていき、犬らしさを取り戻した。酷い飼育環境や巨大な腫瘍に苦しんできたキングだったが、非常にフレンドリーな性格で、一緒に散歩をしたりおもちゃで遊んだりしたHSPのスタッフは皆、キングにメロメロになった。
そしてある日、キングはHSPのスタッフと散歩中に、HSPが建設中の新しい里親センター「Sjouwerman Adoption Center」の前を通りがかり、その工事現場で働いている男性に出会った。この男性は、キングとすぐに仲良くなった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「年中無休、24時間対応の動物病院」診察や緊急手術の様子も“ありのまま”投稿する理由。TikTokでは再生数600万回超の動画も
日刊SPA! / 2025年1月9日 15時54分
-
【漫画】経過観察だった「卵巣」の腫瘍が拡大 手術を受けることに 女性の入院レポに反響「恐怖心が薄れた」<作者インタビュー>
オトナンサー / 2024年12月30日 6時10分
-
大谷の愛犬「コイケル」知名度急上昇で「保護犬団体が頭を抱えるワケ」。飼い主が迷惑行為を受けるケースも
日刊SPA! / 2024年12月28日 8時54分
-
【海外発!Breaking News】昨年のクリスマスイブに捨てられた足先のない犬、脚に重傷を負った飼い主と強い絆で結ばれる(英)
TechinsightJapan / 2024年12月27日 14時9分
-
「どう猛な犬は、殺傷能力のある凶器と一緒」闘犬に襲われ一変した生活 問われるモラルと飼育方法…安全に家族として迎え入れるには?
47NEWS / 2024年12月21日 9時0分
ランキング
-
1天正遣欧使節・千々石ミゲルの墓、長崎県諫早市の文化財に…ミカン畑での墓石発見から20年
読売新聞 / 2025年1月15日 17時0分
-
2高齢者は「体重」が重要…標準を下回ると死亡リスクが急上昇
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
-
3芸能人なぜ呼び捨て?「日本語呼び方ルール」の謎 日鉄会長の「バイデン呼び」は実際に失礼なのか
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 9時20分
-
4芥川・直木賞に選ばれた3作家 どんな人物?
毎日新聞 / 2025年1月15日 20時3分
-
5スニーカーのインソールを変えるだけで「靴の機能は劇的にアップ」する。“初心者が買うべき”一足とは
日刊SPA! / 2025年1月15日 15時51分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください