1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【海外発!Breaking News】15日間行方不明だった犬、崖の途中にしがみつくようにして生き延び無事救出(アイルランド)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年9月4日 14時52分

マイケルさんもジョンさんも地元総出でマリの捜索をしていることを知っていたため、すぐにエンジンを止めて鳴き声のする方に目をやった。すると崖の途中の僅かに張り出した岩の上にまるで、しがみついているように留まっているマリを発見することとなった。



ジョンさんは地元のニュースメディア『Donegal Daily』にこのように語った。

「その日はコンディションが良い日だったので島を少し回って釣りをすることにしたんだ。最近天気が悪かったせいで、しばらくは誰も島のあの辺りを訪れる人はいなかったんだよね。そしたら相棒のマイケルが『犬の鳴き声がする』って言ったんだよ。みんながマリを捜しているのは知ってたから彼は冗談を言っているのかと思ったんだ。」

「でも、マイケルが本当だと言うんで船のエンジンを切ったら犬の吠える声がはっきりと聞こえたんだよね。マリの毛は黒いから暗い崖の色に溶け込んで見づらかったんだけど、胸の辺りの白い模様でかろうじてマリがそこにいることがわかったんだ。そしてすぐにマリンヘッド沿岸警備隊に無線で連絡して犬を確認するために桟橋の方に向かったんだけど、みんな大喜びだったよ。」

どうやらマリは崖から滑り落ちてリードが岩に引っかかったことで、海面から200フィート(約61メートル)もの高さの崖の途中に留まることが出来たようだ。マリは幸いにも波が荒れ狂う海に落ちずに済んだのだ。沿岸警備隊が到着する前に地元の住民によって救出されたマリは、15日ぶりにサラさん一家と対面し、鳴き声をあげながらサラさんたちに擦り寄って甘えていた。

幸いにもマリには怪我などは無く、体重が少し減っていたもののいたって元気そうに見えた。あと数日で帰国しなければならなかったサラさん一家はマリとの再会に心底喜び、マリの捜索に携わった地元の人々にこのように感謝の言葉を述べている。

「私たちはまだショックから抜け出せてなくて、ただただ圧倒されています。獣医の診察が終わり次第、皆さんにマリの状態を報告したいと思っています。マリの捜索に協力し、情報を多くの人々に共有して私たち家族を支えてくれた全ての人に深く感謝しております。それにマリを見つけてくれたマイケルさん、そして警報を発してくれたジョンさんには本当に心から感謝しています。」



なお、マリがいつ崖の途中に滑り落ちたのかは不明で15日間ずっと崖の途中にいたのかどうかは不明だが、サラさんは「私たちには分かりません。でもこれは奇跡です。マリが帰ってきてくれて本当に嬉しいです」と喜びを露わにしていた。



画像は『Sarah Recinos Ralda Facebook「UPDATE on Mali: she’s been found and saved from the cliffs below the lighthouse by a group of amazing people.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください