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【海外発!Breaking News】飲酒運転の車にひかれ息子2人を亡くした母親 12年後に炎天下の車内で泥酔、3歳娘を死なせる(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年9月16日 20時55分

【海外発!Breaking News】飲酒運転の車にひかれ息子2人を亡くした母親 12年後に炎天下の車内で泥酔、3歳娘を死なせる(米)<動画あり>

米カリフォルニア南部アナハイムで今月6日、女児(3)と母親(42)が炎天下の車内で意識不明の状態で発見された。女児は現場で死亡が確認され、母親は病院に搬送されて命は取り留めたものの、車内から空のアルコール瓶が数本発見されたことから後に逮捕された。飲酒がもたらした悲劇を、米ニュースメディア『People.com』などが伝えた。

6日夕方、米フォード社のSUV車内でサンドラ・ヘルナンデス=カサレス(Sandra Hernandez-Cazares、42)と娘イリー・エリザベス・ルイズちゃん(Ily Elizabeth Ruiz、3)が意識不明の状態で発見された。

サンドラの親戚はその日、イリーちゃんの兄ラザルス君 (Lazarus、5)が通う幼稚園から「お迎えが来ない」との連絡を受けて2人を探し始め、アナハイムのアパート前に駐車中のSUVを発見した。SUVには鍵がかかっており、親戚は窓を割り、呼吸をしていなかったイリーちゃんに心肺蘇生法を試みた。

当局と消防が通報を受けたのは午後4時20分頃で、イリーちゃんは現場で死亡が確認された。その日の外気温は40度に達しており、医師は「イリーちゃんは発見される数時間前に息絶えていた。死因は熱中症による合併症とみられる」と語った。

一方、サンドラは無事だったものの、血中アルコール濃度は州の法定制限の4倍近くに達しており、検察は過失致死の重罪と児童虐待で重傷を負わせた重罪で起訴した。サンドラは現在、約2100万円(15万ドル)の保釈金が設定されてオレンジ郡刑務所に勾留されており、刑が確定すれば最長12年の懲役刑が科せられると予測されている。



その悲しい結末を受け、イリーちゃんの父フアン・マルコス・ルイズさん(Juan Marcos Ruiz)は「サンドラは故意にやったわけではないだろう。でも彼女がしたことは変えられない…」と述べつつも、「彼女は助けが必要だったんだ」と涙ながらに語った。

実はサンドラとフアンさん一家は2012年、サウスダコタ州でキャンプ中に飲酒運転の車にテントをひかれ、当時5歳と9歳だった息子を亡くしていた。そのため2人は飲酒運転者に対する罰則を強化する活動をしていたが、サンドラはその事故以来、うつ病に苦しんでいた。



息子を亡くした後、2人の間にはラザルス君が誕生した。そして、「一人っ子は避けたい」と考えていたところに産まれたのがイリーちゃんで、フアンさんは娘のことを「プリンセス」と呼んで可愛がった。しかし2年前、サンドラさんとフアンさんは別れ、フアンさんはテキサス州の油田で働いていた。

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