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【海外発!Breaking News】険しい山中を2本足で生き抜くクマ、カメラが捉えた映像に「アメイジング!」(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年9月20日 20時55分

【海外発!Breaking News】険しい山中を2本足で生き抜くクマ、カメラが捉えた映像に「アメイジング!」(米)<動画あり>

米ウェストバージニア州の森の中で今月、2本足で歩くアメリカグマ(アメリカクロクマ)の姿をトレイルカメラが捉えて注目されている。個体は少なくとも8年、険しい山中で暮らしているという。米ニュースメディア『USA TODAY』などが伝えた。

ウェストバージニア州を拠点にする野外活動愛好家兼ハンターのカーク・プライスさん(Kirk Price)は今月中旬、同州南西部のアパラチア山脈に設置したトレイルカメラに、2本足のクマが映っていることに気がついた。

12日、当時の動画をInstagramに投稿したカークさんはその中で「誰が戻って来たか、見て! この有名な2本足のクマは少なくとも8歳以上のオスで、地元では伝説的な存在なんだ」と説明し、「クマの狩りはするけれど、このクマを故意に傷つけることは絶対にしない」と明かした。

またその2日後には、別のアングルから捉えたクマの動画を編集して公開し、「このクマがいる場所はアパラチア山脈でも最も険しい地形である。それでもこのクマは問題なく歩き回っている。トレイルカメラがあるのは平らな尾根だが、山の両サイドは急峻である」と記した。

カークさんが初めてこの“特別なクマ”について知ったのは2018年頃だそうで、当時のことを次のように述べていた。

「あの頃のクマは小さくてね。最初に見かけた時と比べると、今はほぼ2倍の大きさに成長している。」

「子グマは通常、2歳近くまで母グマと一緒にいるけれど、2018年の時点ですでに、一人で歩きまわっていた。だから今は8歳以上になる。」

「ただあのクマはいわば幻のような存在で、目の前で見ることは滅多にないね。クマは山に住んでいて、信じられないかもしれないがよく歩き回る。半径8キロ(5マイル)もの距離をね。だからトレイルカメラはここ数年、このクマを何度も捉えているよ。」

実は2022年、カークさんはこの2本足のクマと偶然に出くわし、その際に「事故にあったり、襲われたりして2本足になったわけではない」と確信したそうで、こう明かした。

「実はあのクマに近づいた時、本来あるはずの前足の部分にきれいな隆起があるのが分かってね。あの個体は生まれた時から2本足だと悟ったんだ。」

「当時私は狩猟犬と一緒だった。でも犬たちをクマから遠ざけると、あのクマは丘の上を駆け上がっていった。その姿はとても健康的に見えた。」

「Instagramでは多くの人が『あのクマの前足はハンターの仕業だろう』と思っているようだけど、私は『2本足は生まれつきで、あのクマはあらゆる困難を乗り越えてきた』と考えている。クマは戦士。素晴らしいと思う。」

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