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【海外発!Breaking News】カヌーを楽しんでいる最中、カバにボロ雑巾のように投げられた男性 奇跡の回復(ザンビア)

TechinsightJapan / 2024年9月30日 16時55分

【海外発!Breaking News】カヌーを楽しんでいる最中、カバにボロ雑巾のように投げられた男性 奇跡の回復(ザンビア)

アフリカ南部のザンビアを旅行していたイギリス人男性が、妻とともに川でカヌーを楽しんでいたところ、野生のカバに襲われた。川に投げ出された際に肩を脱臼し、泳ぐことができなくなった男性は、カバの顎に挟まれて重傷を負ったものの、奇跡的に回復した。彼は助けてくれた現地の病院に感謝し、最低限の設備しかないその病院のために募金活動を開始した。英ニュースメディア『BBC』などが報じた。

英ウォリックシャーのミドル・タイソーに暮らすローランド・チェリーさん(Roland Cherry、63)と妻のシャーリーさん(Shirley)は、今年6月からアフリカ南部を旅していた。しかし現地時間6月25日、ザンビアのカフエ川でカヌーを楽しんでいた夫婦は突然、水中に潜んでいたカバに襲われた。その時、ローランドさんはカバによって川に投げ出され、重傷を負った。

カヌー歴が長いローランドさんは、「最初にカバがカヌーを襲った時、車の衝突のような大きな衝撃音がしました」と語っており、次のように続けた。

「水面に浮上した時、肩を脱臼していることに気づきました。そのケガのせいで、泳げなくなっていました。片腕で泳ごうとしましたがうまくいかず、カバに掴まれてしまいました。」

そしてローランドさんは、カバによって川底に引きずり込まれた。

「『ああ、こんな終わり方か…まだ死にたくない』と思い、『これで終わりだ』と感じました。カバの攻撃から生還する人は誰もいませんからね。」

その後、川岸の浅瀬に投げ出されたが、ローランドさんは再びカバに掴まれた。

「旅行仲間から後で聞いた話によると、私は再び掴まれ、ボロ雑巾のように空中に投げられたそうですが、偶然にも岸の方へ飛ばされました。」

岸に着いてからは、「自分の脚を見て『これはまずい』と思ったことを覚えています。破れたショートパンツから肉片がはみ出ていて、腹部には血が付いていました」と当時のことを話すローランドさんだったが、自らを襲ったカバの姿を一度も目撃していないことを明かした。

「カバの顎に挟まれていたため、私は一度もカバを見ていません。目撃者の証言があるので間違いありませんが、私自身はその瞬間の記憶がありません。」



一方、妻のシャーリーさんは川岸まで泳ぐことができたため、カバが残されたローランドさんを襲ったのだろうと推測している。

「私は夫が水面に浮上するのを見ました。そして息を一度吸い込んだ後、カバに掴まれて空中に投げられる姿を見たように思います。カバは私たちのどちらを襲ってもおかしくない状況でしたが、もし私が襲われていたら今、ここにはいなかったでしょう。」

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