【海外発!Breaking News】電子タバコ依存の女性が意識不明に「鼻と口から黒い粘液が垂れていた」(米)
TechinsightJapan / 2024年9月29日 20時55分
電子タバコに週7万円以上を費やしてきたアメリカ在住の女性が3年後、自宅で意識を失い、病院に搬送された。鼻と口からは黒い粘液が垂れていたといい、女性は生きていることに感謝し、「電子タバコを吸っている人は今すぐ止めて!」と注意喚起した。米ニュースメディア『New York Post』などが報じた。
米オハイオ州シンシナティで在宅看護補助員として働くジョーダン・ブリエルさん(Jordan Brielle、32)は2021年、10代で吸い始めたタバコを止め、電子タバコに切り替えた。ところがすぐに電子タバコに依存し、週に約7万1000円(500ドル)を費やすほどになり、就寝時やシャワーの際にも手放せなくなった。
そして2年以上が経過した昨年11月中旬、ジョーダンさんは胸の上に重りを載せられたような異常を感じ、病院を訪れることにした。
ジョーダンさんは、当時のことを次のように振り返る。
「初めはただ、気道感染症や気管支炎を発症し、呼吸が苦しいと感じながら通院を続けていたの。咳がひどく、声がほとんど出なくなり、週に2、3回は診察を受けていたけど、入院することはなかった。それでも胸に約36キロ(80ポンド)の重りを載せられているように感じ、病気でこれほどつらいと感じたのは初めてだった。」
「そのうち膝頭から足首までが腫れ上がり、症状がどんどん悪化し、病院に通い続けたわ。皮膚は灰色になり、集中することができなくなってかなり混乱していたの。そして歩くのにも痛みを感じるようになり、ほとんど何もできなくなった。ただ誰も『問題が何なのか』について分かっていなかった。私は『このまま死ぬのではないか』と感じていたけどね。」
さらにジョーダンさんは当時、コロナウイルス感染症や肺炎を発症したが、電子タバコを止めることはなかった。
しかし今年5月、ベッドで意識を失っているところをパートナーに発見され、これが転機となって電子タバコを止めることになる。鼻と口からは黒い粘液が滴り落ちていたそうで、その時のことを次のように語った。
「彼に聞いたところによると、私は息ができず喘いでいて、呼びかけても反応がなく、脈も弱くなっていたそうよ。それで彼は緊急通報し、救急隊が到着するまでの間、私の鼻から粘液を吸い取り、心肺蘇生法を施したの。」
ジョーダンさんは当時の記憶が一切なく、救急隊に気管挿管されると直ちに病院に搬送された。左肺が潰れ、右肺の一部が潰れかけていたほか、肺の中には約2リットルの黒い液体が溜まっており、病院での治療について次のように説明した。
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