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【海外発!Breaking News】顔に多数の腫瘍がある男性、レストランで「客を怖がらせた」と退店求められる(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年10月11日 20時55分

【海外発!Breaking News】顔に多数の腫瘍がある男性、レストランで「客を怖がらせた」と退店求められる(英)<動画あり>

病気や事故によって容姿が変わってしまった場合、他人からの心ない言葉に傷つくことも多い。イギリスのある男性は、顔に多数の腫瘍があるため、入店したレストランの店員から退店を求められてしまった。男性が大きなショックを受け、動揺したことを英ニュースメディア『Metro.co.uk』などが報じた。

英サリー州ライゲイト在住のオリバー・ブロムリーさん(Oliver Bromley、42)は、遺伝性疾患である「神経線維腫症1型」を患っている。彼はこの疾患により皮膚に多数の非がん性の腫瘍ができ、他人から奇異の目で見られることもあるという。

そんなオリバーさんは今年8月、ロンドン南東部のキャンバーウェル地区にあるキングス・カレッジ病院に入院していた。当時、病院食に飽きていたオリバーさんは、ランチを外で食べようと思い、地元のレストランに入った。しかし、支払いが現金のみと書かれた看板に気付き、レストランを出てATMで現金を引き出した。

そして、オリバーさんはレストランに戻ったが、カウンターの向こうにいた男性店員から退店するように言われてしまった。オリバーさんは、英国放送協会『BBC』のインタビューに応じ、当時の状況をこう語った。

「注文するためレストランに戻ったのですが、店員から『退店をお願いします』と言われたのです。店員によると、私が『客を怖がらせている』と苦情があったと言うのです。でも、私が最初に入店してから戻ってくるまで、それほど時間は経っていないので、客が苦情を伝える時間はなかったはず。明らかに店員が私の容姿を気に入らなかったんだと思います。」

オリバーさんは店員と議論もせず、仕方なくその場を離れたが、ショックのあまり地元の公園に行き、心を落ち着けてからどう対処するかを考えた。後日、オリバーさんはレストランに苦情の手紙を送ったが、返事がなかったので警察に相談した。しかし、警察からは「ヘイトクライムとして受け止めるが、これ以上の追及はしないだろう」という返答だった。



オリバーさんは「自分の症状について質問されることは気にしませんが、その質問さえありませんでした。彼らは私の腫瘍が他人に感染すると勘違いしたのでしょう」と語った。その後、神経線維腫症などの患者をサポートする団体「Nerve Tumours UK」が、今回の件について知ることとなり、このレストランとホスピタリティ業界の企業が集う団体「UKHospitality」に書状を送った。「Nerve Tumours UK」のディレクター、カレン・コバーンさん(Karen Cockburn)は次のように明かしている。

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