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【イタすぎるセレブ達】アル・パチーノ、過去に2度も無一文に 当時の恋人女優が心配して弁護士に詰め寄ったことも

TechinsightJapan / 2024年10月18日 16時55分

【イタすぎるセレブ達】アル・パチーノ、過去に2度も無一文に 当時の恋人女優が心配して弁護士に詰め寄ったことも

ハリウッドの大御所俳優アル・パチーノ(84)が、過去に2度も一文無しになっていたことを自身の回顧録で告白した。パチーノは当時、金銭管理の仕方が分からず、出費が増えていたという。2度目は会計士の不正により全財産を失い、結果として生活費を稼ぐためにコメディ映画に出演することを選んだ。同書でパチーノは、当時の恋人で女優ダイアン・キートンから「馬鹿で無知な人」と言われたこともあったと記している。

アル・パチーノが、現地時間8日に出版した自身の回顧録『Sonny Boy(原題)』で、過去に一文無しになった経験を綴っていることが判明した。

米メディア『Page Six』が掲載した一部抜粋によると、一度目はパチーノが映画『ゴッドファーザー』(1972年公開)で、マーロン・ブランド演じるマフィアのドン、ヴィトー・コルレオーネの三男マイケル・コルレオーネ役を演じた時だった。

パチーノが受け取ったギャラはわずか3万5千ドル(約522万円)で、撮影終了時にはほとんど無一文になっていたという。

当時のパチーノは借金を抱えており、さらにギャラからマネージャーとエージェントへの報酬が差し引かれた。結果としてパチーノは、元恋人で女優のジル・クレイバーグの援助を受けて生活していたと明かした。

その後、パチーノは同作の続編『ゴッドファーザー PART II』(1974年米公開)や『スカーフェイス』(1983年米公開)などに出演してより多くの収入を得たが、ライフスタイルの変化により生活費を稼ぐのに苦労したことを記している。

「貯金は9万ドル(1340万円)ほどあったが、それだけだった。私にはライフスタイルがあり、田舎に所有している家を手放したくなかった。私はお金を稼いでおらず、出費はあったが収入がなかった。」

『ゴッドファーザー』で共演し、パチーノと1974年から1990年まで交際した女優ダイアン・キートンは、恋人の乏しい財産を心配して弁護士に詰め寄ったという。

ある日、2人はパチーノの財産管理について相談するため、弁護士のもとを訪れた。

するとダイアンは弁護士に向けて、パチーノのことを「彼は(演技のこと以外は)馬鹿で無知だから、お金の管理に関しては、あなたがしっかりと面倒を見るべきなのよ!」と言い放ったという。

同書でパチーノはダイアンが正しかったと認め、「お金の仕組みが分からなかった。キャリアの仕組みが分からなかったのと同じで、私は全くその分野に通じていなかった」と記した。

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