【海外発!Breaking News】体重52キロのビルマニシキヘビ、35キロのシカを丸呑みで「顎はどれだけ広がる?」(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年10月28日 13時55分
米フロリダ州の生物学者らが日本時間25日、侵略的な外来種に指定されている「ビルマニシキヘビ」がシカを捕食する様子をSNSに投稿した。体重52キロの大きな個体は、顎を限界まで広げることで体重約35キロのシカを丸呑みにした。ビルマニシキヘビの顎は最大どれだけ広がるのか。米ニュースメディア『WJTV』などが伝えた。
フロリダ南西部自然環境保護団体(Conservancy of Southwest Florida、以下CSF)が先頃、ビルマニシキヘビの生態系への影響についての理解を深めるために行った研究で、驚異的な捕食能力が明らかになった。
研究は、CSFの生物学者2人とオハイオ州シンシナティ大学生物科学部のブルース・ジェイン博士(Dr. Bruce Jayne)がチームを組んで実施したもので、「ビルマニシキヘビがどれだけ顎を大きく広げることができるのか」について測定した。
対象となったのは、体長がそれぞれ約5.8メートル、5.6メートル、4.5メートルのメスの成体3匹で、今回の研究結果は今年8月、オープンアクセスジャーナル「爬虫類と両生類(Reptiles & Amphibians)」に掲載された。
同ジャーナルによると、3匹全ての個体が、それまでの研究で指摘されていた22センチよりも4センチ長い、最大26センチまで顎を開くことができると判明した。さらに口周りが81センチにも達し、CSFは「ビルマニシキヘビが顎を大きく開くことができるということは、より多くの動物たちが彼らのメニューに載っていることを意味する」とユーモアを交えて説明した。
さらにチームは、体長4.5メートルで体重52.3キロのビルマニシキヘビが、体重34.9キロのオジロジカを捕食する様子を近距離から撮影することに成功し、当時の動画を日本時間25日、SNSで公開した。
捕食されたオジロシカの体重は、ビルマニシキヘビの体重の66.9%に相当するが、動画の個体はオジロジカの体の半分以上を頭から呑み込んでおり、チームメンバーの一人が「こんな光景は毎日見られるものではない」と囁くほどだった。
実はニシキヘビは、広い顎と弾力性のある皮膚を持っており、他の種類のヘビよりも6倍大きな獲物を捕食できる。
それでもジェイン博士は、「動画の個体が呑み込んだシカは、捕食可能な限界のサイズに非常に近かった」と明かし、CSFの生物学者イアン・バルトシェク氏(Ian Bartoszek)は次のように述べた。
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