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【エンタがビタミン♪】<城田優インタビュー>アレンジなしのリアル王子を熱演。王子の生きた道に自分を重ねる。

TechinsightJapan / 2015年4月24日 21時55分



<シンデレラを想う王子となり“最終的には愛を選ぶ”意思の強さと優しさを持って歌った。>
――日本唯一のエンドソング「夢はひそかに(Duet version)」では城田さんの甘く切ない歌声と高畑充希さんの透き通る声のハーモニーが聴く者全てを感動で心を震わせ、夢の世界へ誘ってくれます。どの場面を思い出しながら歌われたのですか?
■城田:僕の場合は何か場面を思い出してというよりは、シンデレラを想う王子の気持ちとして歌いました。シンデレラという人に出会いたい、という感情や、彼女が持っていた勇気や優しさを“僕も持ちたいな”という思いを想像しながら。王子としての葛藤や“最終的には愛を選ぶんだ”という気持ちをちゃんと持って優しく歌うようにしました。



<練習はほとんどなし。その時の感情と感覚を意識した。>
――練習はどれくらいされたのですか?
■城田:練習はそんなにしていないです。一緒に二人で合わせる時間もあまりなかったので、レコーディングブースで何回か歌って、じゃあ録りましょうという感じでしたね。家で歌詞を覚えるために練習は多少しましたが、やればいいってもんじゃないんですよね。感情が動くものは作りこまれたものではなく、感覚的に出てくるものだと思うのです。お芝居にしても今からこのセリフを言おうと考えながら芝居をするのと、何にも気にせずこの人にちゃんと伝えようと思いながら芝居するのでは、違うと思います。歌もそれと同じで、感情を出して彼女と合わせた時のハーモニーに意識をもっていきました。



<ストレートプレイとスカイダイビングに挑戦したい!>
――今回は王子様の声での出演でした。今までに舞台、ミュージカル、ドラマ、映画と数多くの役をこなされてきましたが、今後新たな引き出しを増やすとしたらどんなことに挑戦していきたいですか? 
■城田:ドラマも沢山やらせてもらい、映画『明烏(アケガラス)』も来月公開しますし、ミュージカル『エリザベート(トート役)』も6月から始まります。ただ、ストレートプレイ(「歌唱」を含まない、ミュージカル以外の演劇)ってあまりやっていないので仕事ではストレートプレイが挑戦になるのかなと思います。
プライベートでは、この間シンガポールにロケで行った時“スカイダイビング”の疑似体験をしました。本物の“スカイダイビング”を一生に一度はしてみたいという思いがあって、本当にこれくらいの所を浮いただけなのですが、実感して余計にやりたくなりました。それが最近の目標、チャレンジしたいことですね。



190cmもの高身長に加え、スペイン人の母と日本人の父をもつ彼は日本人離れした容姿端麗さを持つ。話を聞きながらその真っ直ぐな瞳に吸い込まれる感覚に何度も陥った。

城田が演じる王子は、スクリーンでどんな風にシンデレラを愛するのだろうか? そしてシンデレラと王子がデュエットするエンドソングも必聴。
映画『シンデレラ』は、4月25日(土)全国ロードショー。

(TechinsightJapan編集部 うめ智子)

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