【エンタがビタミン♪】テレサ・テンの真実「歌手を選ぶならば学校に来るな」と言われた時代。
TechinsightJapan / 2015年5月17日 17時50分
歌姫、テレサ・テンさんが42歳で亡くなってから20年が経つ。彼女の故郷、台湾に住む兄がテレビ番組のインタビューを受けて、その子ども時代を語った。歌姫“テレサ・テン”は幼い頃からラジオの音楽に合わせてよく歌っていたという。しかし、当時の教育環境はそれを歓迎しなかった。
1995年5月8日に42歳の若さで急死したテレサ・テンさん。今年の命日には彼女が眠る台湾・金宝山墓園で没後20年の追悼式が行われ、多くのファンが参列した。5月13日の『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)ではテレサさんの兄、フランク・テンさん(64)に話を聞くことができた。
テレサさんは兄3人、弟1人の中、紅一点で育てられた。父親は軍人で厳格な人だったが、両親とも1人娘の彼女を可愛がった。テレサさんは幼い頃から歌が好きでよくラジオと一緒に歌っていたという。しかし、「学生は外で歌ってはいけない」と厳重注意されてしまう。当時は歌を歌うことは低俗な仕事と考えられていたのだ。フランクさんは彼女が「もし歌手を選ぶならば学校には来ないように」と言われたことを振り返る。
その時、厳格な父親が「勉強の機会はこれからもあるのだから、テレサは自分の好きな歌をやりなさい」と言ってくれたことで、彼女は歌手への道を進むことができた。“台湾の美空ひばり”と呼ばれるほどの人気となり、台湾のみならずアジアで活躍し、やがて1974年に日本でデビューするのだ。
“テレサ・テン 没後20年”の今年、彼女の大ヒット曲『時の流れに身をまかせ』を耳にすることが多い。5月15日の日本テレビ『かぞくムービーAWARD2015』の中で、平愛梨(30)がまだ幼い頃に、家族でおじさんの結婚式に出席した時の映像が放送された。4歳の平愛梨は幼い兄と2人でマイクを手にカラオケで歌を披露したが、それが『時の流れに身をまかせ』だった。
当時のテレサさんがそれを知る由もないが、もしその場面を見たら、4歳でも大人の歌を自由に歌える環境に微笑むことだろう。
※画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【復活の中森明菜】冷めることはなかったアーティストとしての情熱 初代ディレクターは「80代になっても感動させられるはず」
NEWSポストセブン / 2024年5月11日 10時59分
-
高木ブー、テレサ・テンさん命日に思い出写真公開「最後に会ったのはガラス越しでホノルル空港」
日刊スポーツ / 2024年5月8日 17時41分
-
『歌うランキングSHOW』放送決定 昭和の名曲を郷ひろみ、JO1金城碧海、瀧本美織、森香澄らが熱唱
ORICON NEWS / 2024年5月8日 6時0分
-
笠置シヅ子と美空ひばりのドロドロ確執は本当か…持ち歌を歌われた笠置に"意地悪説"が生まれた背景【2023編集部セレクション】
プレジデントオンライン / 2024年5月6日 17時15分
-
中森明菜の配信復活で注目されるもう一人の歌姫…ちあきなおみは“生ける伝説”に
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月27日 9時26分
ランキング
-
1故・可愛かずみさん結婚直前“謎の死”から27年…親友・川上麻衣子の投稿で思い出されること
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月13日 16時2分
-
2【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
NEWSポストセブン / 2024年5月13日 7時15分
-
3「Believe」視聴者は木村拓哉をスルー? 竹内涼真の好演で《何をやってもキムタク》悪目立ち
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月13日 13時58分
-
4《益若つばさの元夫・梅田直樹の今》恋人とは「お別れしました」本人が語った新生活と「元妻との関係」
NEWSポストセブン / 2024年5月13日 7時15分
-
5明石家さんま“賞味期限切れ”危機…TV界に「つまらない」の声広がり“老害芸人”リスト入り
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月13日 10時48分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください