【エンタがビタミン♪】若尾文子、三島由紀夫氏との思い出を語る。「あの方はダンスが駄目だった」
TechinsightJapan / 2015年5月17日 19時45分
19歳でデビューし、今年で女優になって63年目となる若尾文子。大映の看板女優だった当時は、毎週新作映画が封切りになるので撮影で徹夜続きの毎日だったという。数ある出演映画の中には、小説家の故・三島由紀夫氏の相手役を務めたこともあった。若尾が相手役に選ばれたのは、三島氏からの指名があったからだ。
5月16日放送の『サワコの朝』(TBS系)のゲストは、昭和の名女優と謳われる若尾文子。しかしちびっ子たちには、ソフトバンクモバイルのCMのイメージが強いらしい。彼女の顔を見て若尾の名は出てこなくても、「子どもさんから“犬のお母さんだ”と言われる」と嬉しそうだ。
そんな彼女は、あの三島由紀夫氏と共演したことがある。1960年公開の『からっ風野郎』だ。高名な作家となっていた三島氏が、一人の役者として強がりなヤクザに扮し映画初主演を果たした。彼からヒロインに指名された若尾は、素敵なプレゼントも贈られたそうだ。それは彼が好んでいたロココ調家具のミニチュアで、椅子や銀の食台といった当時としては珍しい品であった。
また「明日からアメリカに行くんだけれども、今日この後ダンスに付き合ってくれないか」と、映画の撮影が終わった時に誘われたこともあったという。その時のことを若尾は、“ああいう頭脳のすごくズバ抜けた方って、運動神経もまた素晴らしいっていうのは、割合少ないですよね”と前置きし、「あの方もダンスが駄目なんですよ、ぶつかって」と明かす。そして「だけど、それでアメリカに立たれたわけなんですけれども…」と彼女が語るのは、渡米した三島氏を当時は心配していたのだろうか。
2007年に亡くなった夫の黒川紀章氏からは、“君は最後まで仕事を続けなさい”との遺言があった。80歳を超えた今でも「現役女優」の若尾は、クールで色っぽい魅力が健在である。
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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