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【エンタがビタミン♪】大泉洋「(映画の)余韻を台無しにするトークが始まります」。主演作の舞台挨拶でツッコミ三昧。

TechinsightJapan / 2015年5月18日 17時55分

【エンタがビタミン♪】大泉洋「(映画の)余韻を台無しにするトークが始まります」。主演作の舞台挨拶でツッコミ三昧。

16日、東京都・丸の内ピカデリーにて映画『駆込み女と駆出し男』舞台挨拶が行われ、主演の大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり、内山理名、武田真治、キムラ緑子、原田眞人監督が登壇した。そうそうたるメンバーの中で、一際存在感を放っていたのは大泉洋であった。

まず映画を観終わったばかりの観客に向かって、「みなさん上映終了後で感動に浸っているところ申し訳ありませんが、余韻を台無しにするトークが始まります」と語った大泉洋。さらに戸田恵梨香がコメントをする時にあがった「恵梨香ー!」の掛け声に、「ありがとう! 私のときにも声掛けてくれてよかったんですよ(笑)」とツッコミを入れると、会場は盛り上がりを見せた。

一番思い出に残った撮影シーンを質問された大泉は、「つらかったのは首を吊られるシーンです。スタントの方も来ていて途中で代わるはずだったのに、カットがかからず結局最後まで吊られましたね」「世の中の監督に言いたい! 『(こういう生死が分かれるシーンでは)カットは早く言ってくれ!』」と明かす。すかさず原田眞人監督が「モニターを見ていたらいい顔してたもんだから、ワンテンポ遅れちゃったんだよね」と笑って弁明していた。

戸田演じるじょごの“暴力夫”の役を演じた武田真治は、「バイオレンスシーンでは段取りとか特になく、台本に『蹴り上げる』と書いてあった」「いざ蹴ったら、(戸田が)障子にバチンって当たって痛そうなのに、監督が『今の良かったから、ヨリで撮ろう』と言い出して僕、戸田さんを2回蹴ったんです…」と申し訳なさそうな表情を見せると、「悪い男だね~。自分の勘でやったんでしょ」と大泉がまたもやツッコむ。「いや、それでまだ独身とかではないですから!」と慌てる武田に、会場は大爆笑に包まれた。

イベント内では映画に出演している樹木希林からのビデオメッセージも届き、「素晴らしい! 淀川長治さんみたいでした。映画解説者とか、いいんじゃないですかね(笑)」と大泉節はとどまることなく舞台挨拶は終了した。

映画『駆込み女と駆出し男』は、江戸時代の駆込み寺を舞台に、離縁調停人が男と女のもつれた愛の糸を解きほぐし、ワケあり女たちの人生再出発を手助けする、笑いと涙の人情エンタテインメント。16日より絶賛上映中。
(TechinsightJapan編集部 みほりー)

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