【エンタがビタミン♪】博多大吉が5月を最も嫌う理由。「新人時代の辛い記憶を思い出す」から。
TechinsightJapan / 2015年5月23日 20時25分
穏やかな春の陽気も終わりを迎え、徐々に夏の気候へと移行している5月。暖かい日が続く一方で昼夜の気温変化が激しく、ゴールデンウィークが終わって連休も無くなることから“五月病”が流行するなど、“5月”にはなんとなく嫌なイメージが付きまとう。人気お笑い芸人の博多大吉も5月には嫌悪感を示しているようで、自身のラジオ番組でその理由について語った。
20日に放送されたTBSラジオ『たまむすび』のオープニングトークの中で、メインパーソナリティの赤江珠緒アナウンサーから「5月は嫌いな季節でしょ?」と指摘されると、「それね…」とその理由を語り始めた。
平成2年の6月に吉本に入社したという大吉。ちょうど5月は“吉本に入るか否か”で家族とかなり揉めていた時期で、“この世界に飛び込む前の嫌な時期”を思い出してしまうそうだ。
結局吉本入りを決め、晴れて正式にデビューした大吉。そのため毎年5月は大吉にとって“一年の活動の節目の年”であり、その一年のキャリアを振り返る月となっているようだ。新人の頃は給料も少なく、「3年やってまだこんなことやってるんだ」と落ち込むことも多かったそうだ。
その当時は給与明細が実家に届いていたため、実際に銀行へ行きキャッシュカードを入れるまで自身の稼ぎが分からなかったと語る大吉。デビューから4年経って27,000円くらいしか入金されていなかった際には「私は何をやってるんだろう、人生間違ってるんじゃないか」と考えたそうで、新緑の匂いを嗅ぐと今でもその辛い時期を思い出してしまうのだという。
それでも、そのような下積み期間を経て、現在は「さすがにそう思うことはない」「忙しくさせてもらっている」と充実した仕事ぶりを窺わせた大吉。昨年の『THE MANZAI』で優勝し、テレビに劇場にと大忙しの博多華丸・大吉だが、やはり彼らも他の多くの芸人同様に長い下積み時代を経ており、当時の辛い経験は売れっ子芸人になった今でも“嫌な記憶”として残っている様子だ。しかし、逆にこの季節が“初心を常に思い出す”という重要なシーズンであることも間違いないだろう。
※画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)
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