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【エンタがビタミン♪】木村拓哉『クレヨンしんちゃん』のアフレコが好評。「ブリブリ~」熱演も“ハードルが高い現場だった”と本音。

TechinsightJapan / 2015年6月7日 13時0分

人気グループ・SMAPの木村拓哉が人気アニメ『クレヨンしんちゃん』に初めてゲスト出演し、野原家全員と飼い犬・シロのアフレコに挑戦した。“ある日目覚めたら、木村拓哉になっていた”という設定なので、いつもの野原しんのすけや母みさえらの口調で台詞を言わなければならない。声優としても評価が高い木村は、この難しい設定を見事に演じ分けていたが、収録現場では大変な思いをしていたらしい。

毎週木曜放送のテレビ朝日系ドラマ『アイムホーム』に主演する木村拓哉が、5月29日、6月5日の2週連続で同局の『クレヨンしんちゃん』に声優として出演。6月5日放送のラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)では、アフレコ現場の裏話を明かした。

『アイムホーム』の家路久役でアニメに出演するのだと勘違いした木村は、ドラマの収録現場を訪れた『クレヨンしんちゃん』の女性プロデューサーから「しんちゃんも、ひまわりも、お母さんも、ワンちゃんも全員の声優をやってもらいたい」と依頼され驚く。戸惑う木村を残し「それでは当日お待ちしています」と、笑顔でプロデューサーは帰っていったという。

後日収録現場に行くと、すでに本当の声優さんが木村の台詞でアフレコを終えていたのだ。「本物の声を聞いていただいて、雰囲気をつかんでいただきたいと思います」と説明されるも、彼は当惑していた。重ねて「顔が木村さんなんで、木村さんに全部やってもらわないと成立しないんです」とプロデューサーからお願いされ、ようやく収録は始まったようだ。

「それじゃまず、一発目はしんちゃんの方からやらせていただきます」。当日カメラが回されていたが、現場の空気は落ち着いたものだった。静かなスタジオの中でしんのすけを演じる木村だけが、もの凄いハイテンション。定番ギャグ・ケツだけ星人の台詞、「ブリブリ~」ももちろん台本に入っている。ひと通り終わると「続きまして、ひまわりちゃんの食卓のシーン」、「続きまして、犬。犬小屋で寝ていますので」と録音監督から、淡々と指示が出される。目の前には、自分の顔を真似たアニメのキャラクターの映像が流れていただろうが、木村はそれを楽しむ余裕はあっただろうか。

「久々にハードルの高い現場だった」と、ラジオから聞こえる木村の口調は重い。ショートアニメとはいえ、彼は精神的に相当疲れたようであった。だが今回の『クレヨンしんちゃん』のアフレコは、ネット上で評判が良い。“思ったよりうまい”、“おもしろかった、キムタク良いな”、“意外にみさえが一番良かった”など。どうやら木村の苦労は、報われたようだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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