【エンタがビタミン♪】＜ガレッジセールインタビュー＞エンジョイプレイは封印!? 「点と点が線になる」結成20周年の7年振り単独ライブは苦しみも喜びも全て1日限り。

■20年分の蓄積、点と点が線になるコントは笑わせ方も安くない。
―今回は“攻めるガレッジセール”を見せると聞いています。どんなお二人を見せていただけるのでしょうか？
ゴリ：笑わせ方ってあるじゃないですか？　20年色々な舞台に出て、色々なロケをやり番組に出て、その中で結婚して子供もできて。人としての20年の蓄積もあるじゃないですか？　だからコント一つ一つの笑わせた方も安くないと思います。単純に笑うのからジワっとしみてくる笑い、内容も昔の作りが薄っぺらいコントではなく、起承転結も考えさせられるところもあり…。前のコントと今のコントが繋がってくるんだ！と、“点と点が線になった時の面白さ”を見てる人は感じてくれると思います。
川田：昔の単独ライブのビデオを見て「何でだよ！」「意味わかんねーよ！」とか、一辺倒のツッコミしかしていないのが恥ずかしかったです（笑）。昔は“大きな声を出せばウケる”と思っていました。今はお互いの掛け合いも含め、全然違うと思いますよ。

■大事なことは2人が満足して20年の節目を感じること。“1日だからこそ”の意味。
―今回は1日限り、DVD発売もなしのプレミアライブですが、なぜ1日限定でDVDもなしなのでしょうか？
ゴリ：久しぶりにガレッジセールが緊張する舞台で20年を振り返り、これから21年目のスタートという意味でも、曲も大事にしたい、思い出の曲を入れたいと思ったんです。でもDVDに残すことが目的ではなく、2人が満足して20年の節目を感じることが大事なんじゃないかなと。結構色々な仕事をやってきましたが、半年前から準備するなんて1回もやったことないですから。そこまで苦労したものだから全国ツアーで回るべきなのではとか考えたけれど、いや“1日だからこそ”意味がある。1日でこの苦しみは終わろう、1日でこの喜びは終わろうと。初日以上の喜びはないと思います。その日一番緊張して終わった、頑張ったなっていう喜びで終わりたい。
川田：単独ライブやるぞ！って話が出た時に、よしやるぞ！と。　僕らの一番最初のスタートはコントでデビューしてやってきたので、もう1回20年経って原点に戻ろうと。初心にかえっていま、新鮮な気持ちですよね。

20年前、沖縄のビーチで「沖縄出身のスターになろうぜ」と誓い合ったゴリと川田。20年分の歴史、原点に戻った2人と、21年目に向け新たなガレッジセールのスタートとなるライブは、1日だからこそ意味がある。「楽しそうにバカやっているオジサン2人を見に来て」「絶対損はさせない」と笑うゴリと川田からは、熱い自信がみなぎる。見終わった後、きっと幸せな気持ちになれる。そんなライブを是非その目で確かめてみては？

◆ガレッジセール結成20周年単独ライブ『波の上ビーチから』
日時：2015年7月5日（日）
【1】14:30開場/15:00開演　【2】18:30開場/19:00開演
場所：北沢タウンホール
【チケットよしもと】WEB購入
http://ticket.yoshimoto.co.jp
（TechinsightJapan編集部　うめ智子）