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【エンタがビタミン♪】倉科カナ、IT長者の愛人役に。ネットとスマホは一生なしの世界に「ありえねー」

TechinsightJapan / 2015年9月9日 15時30分

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世田谷パブリックシアターの芸術監督である野村萬斎が立ち上げた、古典の知恵と洗練を現代に還元する「現代能楽集」。その第8弾となる『道玄坂綺譚』制作発表会が9日、東京・三軒茶屋にて行われた。平岡祐太、倉科カナ、眞島秀和、一路真輝ら豪華俳優・女優陣が野村萬斎のもとに集結した。

三島由紀夫作「近代能楽集」のうちの二編「卒塔婆小町」「熊野」を土台にした新作現代劇の本作。現代のネットカフェを舞台に能の幽玄な世界と三島の耽美な世界を演出するのは、劇作・演出家のマキノノゾミだ。彼は「三島由紀夫の近代能楽集が元々あった能の作品を現代劇として描く、創作の手法が以前から好き。三島が書いた傑作を今の現代劇に合体して新しい創作劇を作る企画に創作意欲が刺激され、飛びつくようにやらせてもらった」と語る。

本作は戦前の洋館が舞台になったり、「能野」において三島作品ではアパートだったものが未来のベイエリアの高層マンション(ペントハウス)に様変わりしたり、未来と過去が交錯しネットカフェの舞台に戻ってきながら進行する。



出演者たちは原作の三島の世界を「不思議な話」「ファンタジーと生々しい人間描写が同居している」と感想をもらす。平岡は「一体どういうものになるのか想像ができなさすぎ。能をやるわけでないと知り安心した」、そして「三島由紀夫じゃないですよね?」とマキノに確認したところ「マキノです!」とハッキリ言われたことを笑いながら明かした。

「大変身、ありえねーって思った」と語る倉科は、ネットカフェで暮らす少女を演じる。IT長者の庇護のもと、ネットとスマホを一生使わない世界で夢のような生活を手に入れ、10年後どうなっているのか…“ありえない”展開で愛人になることを聞かされた倉科は「(実生活では)愛人にはならないので」と笑顔できっぱり語った。制作発表会には、水田航生、根岸拓哉も登壇した。

野村萬斎曰く「マキノマジック」が繰り広げられる『道玄坂綺譚』は、11月8日(日)から21日(土)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演される。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)

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