【エンタがビタミン♪】『下町ロケット』ラストシーンの小泉孝太郎に反響「全部持っていった!」
TechinsightJapan / 2015年12月21日 13時40分
12月20日に最終回を迎えたドラマ『下町ロケット』。最終回の平均視聴率は22.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と今年の民放連続ドラマ1位を記録し、有終の美を飾った。クライマックスは種子島宇宙センターで佃製作所製のバルブを搭載したロケットの発射を、社長の佃航平(阿部寛)と社員らが見守るシーンであった。だがここにある人物が登場したことで、ネット上で物議を醸している。
無事ロケットは発射に成功。機体が空の彼方に消え、集まっていた報道陣や大勢の観客が去っても、佃製作所の社員らは余韻に浸りその場を離れることができなかった。社長役の阿部寛が「帰って次のバルブをどうするか、作戦会議だ!」と皆に発破をかけていると、汚れた服に無精髭を生やしたサヤマ製作所社長・椎名直之(小泉孝太郎)が手に何かを携えて歩いてきた。戸惑う佃製作所の面々だが、彼は袋からピカピカに光るバルブを取り出し「私が開発した新型バルブだ」と笑みを浮かべる。ロケットに積まれている佃製作所のバルブより、こちらの方が優れていると自信を見せていた。
原作には無いシーンだったが、この椎名直之の登場に「胸が熱くなった」という視聴者も多い。彼が業務上過失致死の疑いで逮捕される前、佃航平との直接対決シーンが最終回の見どころの一つであった。この時「正々堂々と、技術だけでぶつかって来い」と別れ際に言い放った佃社長の言葉は、確かに椎名へ届いていたのだ。あれから3年間が流れ、余計なことは考えず一心不乱でバルブの開発に力を注いでいたことが、種子島に現れた椎名の外見に表れていた。
だがこの椎名直之の姿に違和感を持った視聴者も少なくない。「あの姿で種子島にバルブを持って来たのか?」「地元の農家の人かと思った」「最後の小泉孝太郎の格好が謎すぎる」という突っ込みがツイッター上に溢れている。なかには「小泉孝太郎が最後全部持ってったw」という声まで。このようにドラマの演出がネット上で話題になるのも、それだけ視聴者が『下町ロケット』を最後まで真剣に見ていたからであろう。
※画像は『吉田類(karashi61)ツイッター』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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