【エンタがビタミン♪】SIAM SHADE・DAITAが“鬼軍曹”と呼ばれた過去 「V系なのに化粧は苦手」とも
TechinsightJapan / 2016年10月6日 21時2分
SIAM SHADEが10月20日の日本武道館公演をもってバンドを「完結する」と発表した。ギタリストのDAITAが坂本美雨のラジオ番組に出演したが収録は発表前だったのか、その件には触れなかった。ただ、彼がSIAM SHADEのメンバーが成長したと嬉しそうに話したことは「完結」に関係していたのかもしれない。
10月6日に放送された『坂本美雨のディアフレンズ』(TOKYO FM)に初出演したDAITA。坂本美雨からSIAM SHADEの20周年イヤーを「おめでとうございます!」と祝福され「10月20日は日本武道館でツアーラストです!」と告知されたが、まさかそれが「完結」の日になろうとは…。
1993年にバンド名をSIAM SHADEに改名した頃、コンセプトはヴィジュアル系だった。1994年に1stアルバム『SIAM SHADE』がオリコンインディーズチャートで初登場2位となり、翌年10月に『RAIN』でメジャーデビューを果たす。「SIAM SHADEは他のヴィジュアル系とは一線を画していて」というDAITA。なんとアウトドア派で化粧が苦手だった彼は、夏の海で真っ黒に日焼けしてメイク替わりにしたそうだ。「初めての黒いヴィジュアル系バンドかもしれないですね」と笑っていた。
2002年に解散、2007年11月18日に一夜限りの再結成、2013年4月25日に再々再結成してきた彼らだが、バンドの決まりごとは特にないという。ただ、DAITAは「当初は、僕がうるさいタイプだったので鬼軍曹呼ばわりされていた」と明かす。演奏中にドラムのグルーヴと全体がずれて「気持ちよくないな」と感じたら「こういう風にした方がいいんじゃない」とアドバイスする立場だった。もっとも「昔は口調が全然違いましたけどね」と優しくはなかったらしい。
メインソングライターでアレンジも手掛けた彼はバンドメンバーからも頼りにされたが、反面責任も大きかったらしく「汚れ役は僕がやるという感じですかね」と振り返る。「体育会系のバンドだったので役回りが分かっていて、それぞれの立場を理解していた」と話しておりメンバーとのチームワークも良かった。
そんなメンバーも最近はそれぞれにソロ活動をしているので、SIAM SHADEとして演奏すると「ちょっと丁寧になったな」など成長を感じることが多い。DAITAも米ロサンゼルスを拠点にアメリカ人のメンバーとBREAKING ARROWSというバンドで活動している。それでも、日本に戻ってSIAM SHADEの皆と演奏する時は「長年やっているので阿吽の呼吸というのがありますね」という。スタジオで顔を合わせると「おつーっ」と挨拶して「くっちゃべった後にリハーサルに入ると自然体でその形になっていく」そうだ。
10月3日にオフィシャルサイトで「ずっと応援してくれたファンの皆に少しでも恩返し出来たらと思い、この20周年イヤーを企画して、そこで“唯一無二のROCK”“俺たちの信じたROCK”は間違っていなかった事を確信しました。残るは大阪、仙台、そして聖地 日本武道館。この3本の公演をもって20周年イヤーを終了として、SIAM SHADE 今ここに完結したいと思います」と発表した。ラジオでメンバーについて話すDAITAの言葉にも「確信」が感じられた。
出典:https://twitter.com/_siamshade
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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