【エンタがビタミン♪】坂上忍と北村弁護士がバトル “ゲス乙女自粛”に絡み「あなたは何歳から酒飲んでた!?」

川谷絵音が当時未成年だった交際相手に飲酒させた問題を受けて活動を自粛することが発表された。お昼のバラエティ『バイキング』で、その件について意見を求められた北村晴男弁護士が「昔はそんなことで自粛など考えられなかった」との趣旨を発言してMC・坂上忍に火をつける。

当時19歳のタレント・ほのかりんとの飲酒が発覚した川谷絵音について、10月10日放送の『バイキング』（フジテレビ系）が話題にした。川谷とその所属事務所は10月3日に川谷が所属するバンド、ゲスの極み乙女。とindigo la Endの活動を12月3日の公演を終えて当面自粛すると発表した。また12月7日にリリース予定だったゲス乙女の新アルバムも発売を一旦中止する。

坂上忍からどのように思うかと振られて「そもそも…」と北村晴男弁護士が切り出した。自身が大学生だった40年前には20歳前で未成年だった大学1年生も飲酒しており、「4年生や3年生が1年生と酒を飲んだことで活動自粛していたら日本経済なんかダメになってしまう。その程度の話ですよ」とまくしたてる。坂上が笑顔ながらも「法律家としてあるまじき発言ですね」と指摘すると「40年前の話だからいいじゃないか！　じゃあ、あんたは何歳で酒を飲んでいたんだよ!?」と指を差しながら気色ばむ。

それで火がついた坂上は「だから、俺は自分で飲んでるって言ってるよ！　あなたの立場とは違う、あなたは法律家でしょ！」とやり返せば北村弁護士も「大きなお世話だ、そんなことは」と収拾がつかなくなりCMに入った。CMが明けると坂上が「先ほどは法律家の先生からあるまじき発言がありましたけどね」と切り出すも月曜MC・ブラックマヨネーズの小杉竜一から止められる。

現実には家庭内で親が未成年の子どもに「ビールの味見程度」だと酒を飲むことを許可する場面をはじめ様々なケースがあるだろう。一般的には大学生や新社会人の“一気飲み”による事故が多発して問題となり、同時に未成年の飲酒も厳しく指導されるようになったと記憶する。ただ、芸能人や著名人がテレビで公に「未成年でも酒を飲んでいた」と発言することは40年前でも憚られたものだ。

世間への影響力とその責任を考えると、芸能界にいる者として川谷絵音が今回の問題で活動を自粛するのは妥当な判断ではないだろうか。今回の『バイキング』ではその件について多くの時間を割かなかったが、機会があれば正解を求めるのではなく屈託のない論議を聞いてみたい。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）