【海外発!Breaking News】糖尿病の50歳女性 インスリンを持ち込まず機内で突然死
TechinsightJapan / 2016年10月13日 11時20分
地中海に面しリゾート地として知られるトルコ南西部アンタルヤでのホリデーを夫と過ごし、モスクワに向かっていたある女性が機内で死亡した。女性は糖尿病を患っていたがインスリンを機内に持ち込んでおらず、突然糖尿病の発作に見舞われたものの対処できなかったようだ。
50歳の女性(名前は明らかにされず)が乗り込んだのはモスクワに本社を置く格安航空会社アズール航空(ボーイング757・座席数282)で約3時間半のフライトだ。女性はアンタルヤ空港を飛び立って45分ほどして突然糖尿病の発作に襲われたが、出発1時間前にインスリン注射を打っていたため機内に薬を持ち込んでいなかったという。
糖尿病になると動脈硬化が起きやすくなり、血管の中で血液が固まった血栓ができやすくなるという。血栓によって血流がせき止められると脳梗塞や心筋梗塞が起こりやすくなる。女性も機内で激しい胸の痛みや息苦しさを訴え心筋梗塞を起こしていたようだ。
アズール航空では女性の死亡が確認された後、機長は緊急着陸を避けモスクワに直行することを決断した。英メディア『dailymail.co.uk』は、満席だった機内で女性の遺体は首まで毛布が掛けられ通路に放置されたことを伝えている。乗客の急死に出くわすことなどめったに起こらないこととはいえ、乗客の中には戸惑いを隠せない人も大勢いたようだ。
ちなみに飛行機の中での突然死は年間260件にも上るという。以前はトイレに遺体を移動したり、空いている座席に座らせていたこともあったようだが、硬直すると遺体を動かすことが大変な作業になる上、トラブルもおきやすい。一般的に行われているのは、ファーストクラスやビジネスクラスの空席に遺体を移動して寝かせ、毛布などでカバーをかける方法だ。また満席の場合は他の乗客の視界に入らない場所に移動し遺体を包んで寝かせておくことも。大型の機体の場合、一時的な遺体置き場(Corpse Cupboard)が設置されていることもあるという。
出典:http://www.dailymail.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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