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【海外発!Breaking News】米・大手クラシファイド広告サイトに捜査のメス 性的人身売買橋渡しにつきCEO逮捕!

TechinsightJapan / 2016年10月18日 15時15分

【海外発!Breaking News】米・大手クラシファイド広告サイトに捜査のメス 性的人身売買橋渡しにつきCEO逮捕!

米ミネソタ州で今年の春から夏にかけ、性的人身売買組織によるインターネット広告がもとで複数のティーンエイジャーが性的被害にあう事件が起きていた。問題となったのはクラシファイド広告サイトにおいては米国第2位という「Backpage.com」。問題のある広告がミネアポリスのある地区だけで2万件以上も掲載されていたことがわかり、“やっと”捜査のメスが入ったという感じだ。

インターネット上の表現の自由を謳う憲法修正第1条や連邦法を盾に、“エスコート”と称される売春目的の広告は合法という立場を貫きながら大きな成長を遂げていたクラシファイド広告業界。「Backpage.com(以下B社)」においては、お小遣いを稼げるといった甘い言葉で子供たちを誘っては小児性愛者に橋渡しをするような広告が非常に目立っていた。そこでは未成年の少年少女を示す略語や暗号も多く用いられており、これを性的人身売買、児童ポルノ規制法に違反する風俗営業だとして規制を求める声は多くあがっていた。

そんな中、家宅捜査の末にB社の最高経営責任者CEOであるカール・フェラーが逮捕、60代の幹部2名には逮捕令状が出された。カリフォルニア州上級裁判所に提出された宣誓供述書によると、フェラーはオランダ・アムステルダムからのテキサス州ヒューストンに戻ったところで逮捕となったもよう。ティーンエイジャーが性的人身売買の被害にあったとして家族がB社を訴えてもまず敗訴となっていたこと、2013年1月から2015年3月までのB社の広告収入の99%はアダルト系広告という報告書などを背景に、テキサス・カリフォルニア両州の検事当局は3年間にわたり綿密な調査を行っていたという。

ちなみに全米失踪・被搾取児童センター(National Center for Missing and Exploited Children)は、性的人身売買組織の関与が疑われる行方不明の子供たちの数が過去5年で8倍に増加していると発表していた。様々な誘惑や危険をよく理解しないまま、冒険心や好奇心が強いローティーンが被害に遭うケースが実に多いといい、子供たちの安易なインターネット使用に強い警戒感を示している。

出典:http://www.nytimes.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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