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【エンタがビタミン♪】競泳・元日本代表の松田丈志さんが告白、ロンドン五輪での名言は辛い実体験から生まれた

TechinsightJapan / 2016年10月29日 13時0分

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リオ五輪・競泳男子800メートルリレーで銅メダルを獲得した後、9月10日に現役引退した松田丈志さん。北京(2008年)・ ロンドン(2012年)・リオ(2016年)と五輪3大会でメダルに輝いたが、なかでもロンドン五輪の男子400mメドレーリレーで銀メダルを獲って「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない…」と口にした名言は語り草となっている。実は共に出場した北島康介選手の立場に自身の辛い体験が重なり出てきた言葉だという。

10月27日放送のバラエティ番組『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)にゲスト出演した松田丈志さんは、日本代表選手として2004年のアテネ五輪に出場した時にはメダルを手にできなかったことを振り返る。彼はメダリストとメダリストでない人で周囲の扱いに大きな差あることを実感したという。帰国する際の飛行機はメダリストはビジネスクラスでそうでない選手はエコノミークラスだった。やがて成田空港に到着して選手たちがカートを押しながら報道陣や祝福しようと集まった人々の前に姿を現すこととなる。

まずメダリストたちが登場するとカメラのフラッシュが光って歓声が沸き、その一団はメダリストと共に移動していく。後から後からメダリストでない松田さんたちが現れた時には誰もおらずガラガラな状態だ。その光景を想像した松本人志は「リアル“何も言えねえ”ですね」とたとえて笑わせた。

松田さんはさらに続け、メダリストはそこから記者会見があるホテルまでバスで移動するが自分たちはそこで解散となりそれは悔しい思いをしたという。それ以降「次にオリンピックに出るならば絶対にメダルをとりたい」と心に誓ったそうだ。

ロンドン五輪では五輪3連覇を期待された北島康介選手が男子平泳ぎ100メートルで5位と200メートルで4位と入賞したもののメダルを逃した。その後行われた男子400メートルメドレーリレーに第2泳者で出場した。他の泳者、松田丈志選手・入江陵介選手・藤井拓郎選手の3人で「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」と気合をいれた。

その結果、銀メダルに輝きインタビューを受けた松田さんが「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」と話し合ったことを明かして話題となり、その言葉が2012年新語・流行語大賞のトップテンに選出されている。

松田さんはそのロンドン五輪での名言について、自身がアテネ五輪でメダルを獲れずに悔しい思いをしたので「“康介さんを手ぶらで…”って言うのは あれだけの選手、先輩にそんな思いはして欲しくない」との気持ちから出たのだと明かしたところ、浜田雅功も「ええ話やなあおい!」と感動していた。

よくよく考えると、もし北島康介選手がメダルを獲れなかったとしてエコノミークラスに乗ったかは分からないが、松田さんの体験談はメダルを手に出来なかった代表選手たちの胸のうちを代弁しているかのようだ。

出典:https://www.instagram.com/tkc001
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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