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【エンタがビタミン♪】<大黒摩季インタビュー>25年分のベストアルバムはまるで「薬箱」

TechinsightJapan / 2016年11月24日 21時30分

―こだわりを教えてください。
大黒:本人的には音とかテクニカルにはこだわるけど、商品にするときにこだわったのは、歌詞が裸眼で見えるとか私たち中高年の世代が見たときにいいものを作りたいということですね。
私は目が完全に老眼なんですけど、ブックレットの歌詞が小さすぎて見えない。なので、まずはブックレットを大きくしたい。でも、大きくするとラックからはみ出るし、その辺に置くのもイヤだから立つようにもしたい(三方背ボックスに)。だったら、いろいろおまけをつけるのはやめて、商品自体は良くしようと。

■歌詞をちゃんと“読み物”にしたい
―BIG盤はパッケージがA4サイズで、歌詞のブックレットも大きめなのですよね?
大黒:歌詞の行間とかマス目とかも本当にこだわってきて会話のように作ってきたのに、通常のサイズだと、歌詞が多いのでどうしても一行に書かされたりしてしまう。そのことに不満をもってきたので、もっと歌詞をちゃんと“読み物”にしたい。“音に救われたい日”と“人の言葉に救われたい日”は違うので、ちゃんと本にしたかったんです。

―STANDARD盤のジャケットは大黒さんの顔写真ですが、なぜあのお写真に決めたのですか。
大黒:あれは、スタッフが満場一致だったんですね。「今の摩季さんもいるし、若さもあるし、これ、かっこよくないですか?」って。
アルバムをインテリアに置くときにジャケットに顔がついてるのはイヤじゃない? だけど、みんながこの写真は「インテリアであってもかっこいいと思うよ」と言い出して、「じゃあ、そうしたいならそうすればいいさ」って感じで(笑)。もう、これぐらいになると投げ出せるんですよね。いい意味で。体を貸せるというか。
あと、BIG盤は大きいからジャケットは顔じゃない方がいいと思うよって。

■“作家”大黒摩季という生き方もあった
―来年からはツアーも始まりますね。
大黒:体のことを考えれば“作家”大黒摩季という生き方もひとつあったわけですが、体を大事にしても使わなきゃしょうがないという結論が出たんです。そして、私の体が一番喜ぶのはライブだって。
でも、スケジュール預けているうちにいっぱい埋まっていたんですよ。「ここはダメよ」って言わなきゃいけなかったといまさら思い出して…。びっくり! ひとりAKBみたいですよ(笑)。

―ツアーは全国47都道府県ということですが、ずいぶん細かく回られるのですね。
大黒:この歳になるとお子さんがいたり、旅費を捻出するのも大変で出掛けることが難しいじゃないですか。さらに、人間の筋論としてご挨拶するのって、こっちが出向くものじゃない?
大きい会場に呼びつけて、「はい、復活しました」というのも自分の性格に合わないので、47都道府県ご挨拶めぐりしてから大きい会場をやりましょうよ、ということになったんです。若いときみたいに2週間出っ放しというのはありえないので、そこは年齢層的にも週末のみにしてくださいと言えば、25周年の間、小一年かけて行くことになりますね。突っ走ると忘れ物も多いけど、速足で歩いている分だったら落とし物にも気づけるじゃないですか。それぐらいのタームで行きたいですね。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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