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【海外発!Breaking News】「子供たちは死んだも同然」モスルで水不足 飢餓深刻化(イラク)

TechinsightJapan / 2016年12月12日 10時20分

【海外発!Breaking News】「子供たちは死んだも同然」モスルで水不足 飢餓深刻化(イラク)

イスラム国(IS)に占領されたイラク北部モスルから、難民キャンプに到着したばかりの子供たちを撮影した画像が拡散している。母親は『BBC Radio 5 live』のインタビューに「私にとっても夫にとっても子供たちにとっても非常に厳しい状態です。この子たちは死んだも同然。生きているのが不思議なくらいです」と語っている。

イラク軍によるIS占領地域、イラク北部モスルの奪還作戦が続いているが、水や電気が広域で遮断され、戦域に取り残された150万人とも言われる住民への深刻な影響が懸念されている。

2人の息子は2歳と9歳で、モスルから30キロメートル離れたハサンシャム難民キャンプに到着したばかりだという。2人ともオムツをつけ目はうつろ、骨と皮の脚が痛々しい。

母親は『BBC Radio 5 live』のインタビューにこう答えている。

「1か月前までは幸せに暮らしていました。しかし、急に食料が手に入らなくなりました。病院にも連れていきましたが、すぐ良くなるだろうと相手にしてもらえませんでした。私はISのリーダーのところに息子たちを連れていき、どうにかして欲しいと訴えましたが、何も変わりませんでした。このままでは死んでしまうと難民キャンプに来て4日目になりますが、未だ何も食べていません。寒さが厳しくなってきているのに、子供たちが着る服さえありません。この子たちが着ているのは女の子の服なのがおわかりでしょう。」

モスル郊外ニネヴェの地方評議会のメンバーであるハッサム・アル=アッバール氏は先月29日、『aljazeera.com』に次のように述べている。

「モスルでは戦闘中に水道管が破壊され市内に住む40%にあたる約65万人の市民が影響を受けています。しかし戦闘が激しく水道管を修繕することができません。一日に70タンクの水を積んだトラックが到着しますがとても足りません。ISはトラックさえも攻撃の対象にしているのです。」

「水、電気、食糧、医療と何もかもが不足しており、我々は人道上の危機に直面しているのです。」

モスルでは井戸から水を汲み出しているが、衛生状態は極めて悪いという。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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