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【海外発!Breaking News】「振付を覚えていないから」学校からパフォーマンスを拒否された自閉症少年 怒る母親に賛否両論(英)

TechinsightJapan / 2016年12月14日 19時15分

【海外発!Breaking News】「振付を覚えていないから」学校からパフォーマンスを拒否された自閉症少年 怒る母親に賛否両論(英)

12月に入ると欧米の学校では何かとクリスマス行事に忙しい。各学校の子供たちは、親が見に来るクリスマスパフォーマンスのためにダンスや歌などに気合が入る。そんな中、クリスマスマーケットに参加してダンスを披露する予定だった14歳の自閉症の少年が、学校側から参加を拒否されたというニュースが英紙『Metro』で報じられた。これに対して、ネット上では少年の母親の対応に賛否両論が寄せられている。

英グレーター・マンチェスターのテームサイドにアシュトン・アンダー・ラインというマーケットタウンがある。その町の「Samuel Laycock School」では、クリスマスになるとマーケットで生徒たちがダンスとチアリーディングを披露するのが恒例となっている。

ニコール・ハンキンさん(34)の息子テイラー・ジェイ君(14)は、昨年のクリスマス時期に学校からマーケットで行われるパフォーマンスイベントに参加した。今年も参加を楽しみにしており、10月から授業の後やランチの時間など合間に練習を重ねて来たという。

ところが、今年は学校側から「ダンスのステップが不十分なためにイベントには参加できない」と言い渡されてしまった。12月10日のイベントに参加することができないと知ったテイラー・ジェイ君は激しく落ち込んだ。

9日付の英メディア『manchestereveningnews.co.uk』によると、テイラー・ジェイ君は7日に学校からイベントには参加できないことを言い渡され帰宅後、母ハンキンさんの前で泣いたそうだ。学校側に拒否されたことが相当ショックだったようで、彼は「自分は価値のない人間だ。もうダンスのレッスンはしたくない」と話したという。

怒りを覚えたハンキンさんが学校側に「どうして息子が参加できないのか」と問い合わせたところ、「息子さんは数回ダンスのレッスンに参加しなかったので、ステップがマスターできていない。このままではイベントに間に合わないので今回の参加は見送る」との返答であった。

ハンキンさんは「クリスマスなのよ。子供たちには楽しむ権利があるはずだわ。息子のダンスが不十分ならサポートして教えてくれればいいじゃない。まるで学校側がイベントに参加させたい生徒を選んでるような感じ。自閉症の息子はダンスをすることで自信が芽生えるの。練習を休んだのはたった4回なのに、これじゃあ不公平過ぎるわ」と怒りが収まらない。

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