【海外発!Breaking News】「幼い子供にハグやキスを強制すべきではない」 母親に賛否両論(米)
TechinsightJapan / 2016年12月26日 20時15分
欧米では子供への愛情を示す手段としてハグやキスが一般的だが、幼い子供は大人からハグやキスを求められると本人の意思に関係なくその行為を強制されがちな状況に置かれることが往々にしてある。このほど数年前に投稿されたある母親の記事が再度注目を浴びて、インターネット・ミームにまで発展していることが各紙で報じられた。
CNNデジタル放送局のプロデューサー兼ライターであるカティア・ヘッターさんは、2012年に書いた自身の記事を2015年7月に更新し、「7歳の娘にはハグやキスを強制しない」ということを明らかにした。
ヘッターさんによると、娘が3、4歳の頃から誰かれ構わずキスやハグをすることに対しストライキを始めたそうだ。娘に「自分の体は自分のものであり、嫌なら強制はしない」ということを教え、「ママは、あなたがおばあちゃんにハグをしてくれたらなと思っているけど、嫌ならする必要はないのよ」と話したという。
ヘッターさんはCNNのサイトに『I don't own my child's body(私は子供の体を所有していません)』というタイトルで、「娘の体は娘個人のものであり、親のものや親戚のもの、ましてや学校の先生や他人のものでもありません。他人をリスペクトすることを子供たちが学ばなければならないからといって、大人たちを喜ばすためにハグやキスをする必要はないのです。触りたくない、もしくは触られたくないのに“NO”と言えない環境に子供を置いてしまうと、将来その子が性的虐待を受けるリスクが高まる危険性もあると思います。子供が早い段階で、身体的接触において『嫌なものは嫌』という姿勢を学ぶことができれば、自分の体を守るという責任感も育つのではないでしょうか」と綴っている。
ヘッターさんは娘がハグやキスを拒否しても、相手に失礼にならないように挨拶をすることを教えているという。また、家族や友人に対してはハグかハイタッチのどちらを選んでもいいと娘に伝えており、状況によっては大人たちが握手をするだけの挨拶をすることや、挨拶方法には選択肢があるということを娘に学ばせていると話す。
2015年の7月に更新されたヘッターさんの記事は当時も話題になったが、このほど児童保護や児童虐待防止を訴える「Safe kids, thriving families」や「Kidpower」などがFacebookで取り上げると、「A Mighty Girl」で17万以上のシェアとなり、さらにはインターネット・ミームとしても拡散し、新たな物議を醸すこととなった。
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