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【海外発!Breaking News】10代から薬物依存の女性 祖父の一言で立ち直る 驚きのビフォーアフターを公開

TechinsightJapan / 2016年12月26日 21時58分

【海外発!Breaking News】10代から薬物依存の女性 祖父の一言で立ち直る 驚きのビフォーアフターを公開

愛する人の言葉というのは底知れぬパワーを持つものだ。10代の頃からヘロインや覚醒剤などの薬物依存に陥っていた米アリゾナ州のある女性が、愛する祖父の一言で目が覚めて立ち直ったという。薬物依存だった頃とその4年後の自分の姿をSNSに投稿したところ、大反響となっていることが英紙『Daily Mail』などで伝えられている。

デジャー・ホールさん(26歳)が薬物に手を出したのは、17歳の時に鎮痛剤を飲んだことがきっかけだった。当時、家族間で問題があったホールさんは、友人らとパーティをしていた時にストレス緩和のためピルに初めて手を出した。それ以降、坂を転がり落ちるようにハマっていったという。

処方薬に依存するようになり、一日に6種類もの薬を乱用するようになったホールさんだが、20歳の時に依存を克服したいと思いメタドン療法のクリニックへ参加し始めた。しかし、親しかった友人の母親が亡くなるという悲劇にショックを受け3日間欠席してしまったことで、クリニックから参加を拒否されてしまった。

なんとか自分で克服できるだろうという考えもあったホールさんだが、禁断症状は激しく8日後には体力が消耗し、体を十分に動かすこともできず嘔吐が続くようになった。そんな時、知り合いの男性からヘロインをすすめられてしまう。一度摂取するとまたしても虜になってしまい、しまいには覚醒剤にも手を出すようになった。

ホールさんは「あの頃の私は、まるでモンスターでした。人を傷つけることも平気で全てにお構いなしでした。ヘロインを注射するようになってからは、自分が死のうが生きようがどうでもよくなっていたのです」と英紙『Daily Mail』に語っている。

自分で摂取するだけでなくそれらを売り始めたホールさんは、2012年の4月から12月までヘロインと覚醒剤を乱用し体重が43kgまで落ちた。今から思えば自殺行為に等しかったが、当時はそんな自分を「セクシーで美しい」とさえ思っていたという。

そんなホールさんにターニングポイントが訪れたのは同年の12月のことだった。誕生日だった祖父を訪れたホールさんは、どれほど祖父を愛しているかということとお祝いの言葉を伝えた。しかし車椅子に乗った祖父は、ホールさんの顔を見て「お前は私を傷つけているよ」と言い放ったそうだ。

ホールさんは、薬物に溺れる前は祖父のもとをよく訪れていた。ところが薬に夢中になるあまり、大切な家族とも疎遠になり祖父にもなかなか会いに行くことをしなくなってしまった。会わなくなった間に、「可愛い孫が“モンスター”に変身してしまったことに祖父は気付いたのだ」とホールさんは悟り、トイレに籠り泣いた。

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