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【エンタがビタミン♪】SMAPの名曲『オレンジ』 ドラマ『天才バカボン2』で感動的に流れる

TechinsightJapan / 2017年1月7日 13時40分

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「お正月にぴったり」と放送された特別ドラマ企画『天才バカボン2』(日本テレビ系)は、ゆったりと心が温まり謳い文句通りの作品だった。なかでもSMAPの『オレンジ』が絶妙に使われており、このタイミングで選曲した制作スタッフの感性に脱帽だ。

2016年3月11日に放送された特別ドラマ企画『天才バカボン ~家族の絆』の第2弾として『天才バカボン2』が2017年1月6日に放送された。赤塚不二夫さんの作品『天才バカボン』をもとにした実写ドラマである。バカボンのパパ役を務める上田晋也(くりぃむしちゅー)とバカボン役のオカリナ(おかずクラブ)は原作から抜け出したかのように違和感が無くハマリ役と言えるだろう。

今回の物語はバカボンの弟で天才児のハジメちゃん(早坂ひらら)を中心に家族愛を描いていく。事件に巻き込まれたハジメちゃんの居所を見つけるために“本官”ことおまわりさん(高嶋政伸)たちと手がかりとなるみかんの木を探している時だ。町の中にみかんの木などそうそうあるものではなく、バカボンが「僕、みかんの木を見つけられないよ…」と弱音を吐いたところバカボンのパパが「あきらめたらそこで全て終了なのだっ」と励ます。「ちゃんと上を向くのだっ」の言葉で顔を上げたバカボンの目に木に実ったみかんが見えた。

中盤のクライマックスともいえるこの場面でSMAPの歌声が雰囲気を盛り上げた。「みかん」から発想して『オレンジ』を選んだこともあるだろうが、制作スタッフはこの時期に同曲を使うことの意味をもちろん分かっていたはずである。

SMAPの32枚目シングル『らいおんハート』(2000年8月30日)のカップリングながら『オレンジ』は「隠れた名曲」としてファンに愛されてきた。ベストアルバム『SMAP 25 YEARS』(2016年12月21日発売)に向けたファン投票の結果では2位に選ばれている。

バカボンのパパは今回、劇中で「あきらめたらそこで全て終了なのだっ」を何度も口にしており、テーマの1つと言えるセリフだ。その象徴的なシーンでSMAPの『オレンジ』を起用したことにメッセージがあるように思われて感慨深い。

出典:https://twitter.com/2016Bakabon
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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