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【海外発!Breaking News】凍える夜ホームレスに毛布を借りたカップルの恩返しが温かすぎる(英)

TechinsightJapan / 2017年1月14日 1時6分

【海外発!Breaking News】凍える夜ホームレスに毛布を借りたカップルの恩返しが温かすぎる(英)

ホームレスになる人たちの事情は様々だ。複雑な問題で家族と生き別れになったり、ドラッグやアルコール依存に陥ったり、後ろ暗い過去を抱えていたりと第三者には計り知れない背景を抱える人も少なくない。しかし全てのホームレスに共通して言えることは、彼らにも人権があるということだ。そして、その人権は我々と同じものであるということを多くの人に知って欲しいと、ある女性が英紙『Mirror』で語っている。

英エセックス州ビレリッケイに住むシャーロット・エリスさん(22歳)はある日、ボーイフレンドのテイラー・ウォルドンさん(22歳)とロンドンのコヴェント・ガーデンで夜遅くまで飲んでいた。

ところが羽目を外しすぎて終電を逃してしまったことにカップルは気付いた。駅のゲートは閉ざされ、始発が来るのは4時間ほど先だ。凍える寒さの中、カップルはどうすることもできずに震えていた。

そこへ、「よければ、俺のコートと毛布を使うかい?」と一人の男性が声をかけて来た。ホームレスらしきその男性は“ジョーイ”と名乗り、若いカップルに「電車が来るまでまだまだあるし、今夜はとても寒いから」と、自分は寒さを我慢してまでカップルに暖をとるよう親切にコートと毛布を貸してくれたのだ。

テイラーさんと顔を見合わせて、シャーロットさんは遠慮なくジョーイさんの毛布を借りることにした。シャーロットさんは「こんな寒い状況でジョーイをひとりでおいて置くことはできないと思いました。路上で知り合っただけの人を誰でも信じていいというわけではありません。でも信用できる人を選ぶことはできるはずです」と同紙に話している。

シャーロットさんはテイラーさんと共に「家に来てシャワーを浴びて、髭も剃ればいい。そして温かい食事をご馳走する」とジョーイさんに一緒に家に来るように勧めた。ところがジョーイさんは、この申し出を冗談だと思ったようだ。シャーロットさんが「本気だ」と話すと、狼狽しながら拒否したそうだ。ホームレス生活をしてきた彼には、このような言葉をかけられた経験がなかったのかもしれない。

ジョーイさんをなんとか説得したシャーロットさんとテイラーさんは結局、タクシーで家まで戻ることにした。シャーロットさんは全く見知らぬ男性、しかも路上のホームレスを突然連れて帰ったことで母親が怒ることを懸念したが、ジョーイさんを紹介し、事情を説明すると母親は理解を示してくれた。

家族や友人たちは、その日知り合ったホームレスを実家に連れて帰るという行動をとったシャーロットさんたちを「クレイジーだ」と思ったようだが、ジョーイさんを知るうちに彼がとても良い人であることに気付いたという。

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