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【海外発!Breaking News】両親に黒人との交際を反対された女子高生 進学費用を寄付で400万円以上集めるも「甘えている!」の声(米)

TechinsightJapan / 2017年1月28日 22時27分

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両親に黒人男性との交際を反対され大学入学費用の援助を打ち切られたとして、米テネシー州に住む女子高生が、寄付金サイト「GoFundMe」で支援を募った。『BBC News』ら英米メディアでは当初、集まっている寄付金額は1万ドル(約115万円)以上と伝えられていたが、現在では3万5千ドル(約402万円)以上にも上っているという。

テネシー州メンフィス近郊に住み、授業料が年間2万ドル(約230万円)もする女子高に通うアリー・ダウドルさん(18歳)は、当時メンフィスの男子高に通っていたマイケル・スウィフトさん(19歳)と知り合い、交際するようになった。現在、マイケルさんはサウスカロライナ州にあるクレムゾン大学でスポーツコミュニケーションを学んでおり、アマチュアサッカー選手としても活躍中だ。

アリーさんは、1年ほど前にマイケルさんとの交際を両親に報告した。ところが両親は2人の交際に反対。それでも2人は交際を続けて昨年のクリスマス前に再度、アリーさんは両親にマイケルさんを引き合わせようとしたところ、さらなる猛反発を受けた。このことをアリーさんは“人種差別”と感じたという。

「父は、私に選択肢を与えませんでした。『もう二度とマイケルに会うな』と言ったのです。理由は彼が黒人だからです。両親は私に『がっかりさせられた』と言いました。彼らの叫びに近い反対を私は忘れることはできないでしょう」とアリーさんは『BBC News』に語っている。

マイケルさんとの交際を断固反対したアリーさんの両親は、娘から車と携帯電話を奪い、生活費はおろか今後は一切の大学入学費用の援助をしないと言い放った。アリーさんは大学レベルの授業を履修できるクラスにも参加しているほど成績優秀だ。しかし現実的な問題として、5月1日までに大学の初年度の諸経費を支払わないと進学ができない。追い詰められたアリーさんは、寄付金サイト「GoFundMe」で支援を募ることにした。

サイトには「肌の色で人種差別をする両親に、大学入学費用を含む全ての援助を打ち切られた。辺鄙な地域に住んでいるので、車も両親に奪われてしまっては、仕事を見つけても通うこともできない。一生懸命勉強しているので大学には入学したいし、大学にローンなどの補助金をお願いしても、まだ1万ドル(約115万円)ほど必要。こんなふうに寄付を募るのは心苦しいが、どうかみなさんからの援助をお願いしたい」というアリーさんのメッセージが綴られている。

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