【エンタがビタミン♪】山本彩のCM曲『ひといきつきながら』が胸に響く オリジナルは“ゲラゲラポー”の渋い人
TechinsightJapan / 2017年2月1日 18時54分
NMB48の山本彩が歌うJTCMソング(日本テレビ系『another sky-アナザースカイ-』限定)の新バージョンが、1月27日よりオンエア開始した。彼女が『山本彩(SayakaNeon)ツイッター』で告知したところ、リオ五輪レスリング女子48キロ級金メダリストの登坂絵莉選手が「楽しみです」とツイートしたのをはじめ、ファンから「優しいさや姉の歌声と映像に癒されます」「心が温かくなった」などの反響があった。この胸に響くCMソングは歌手の生沢佑一によるバージョンがオリジナルだが、さや姉らしく歌いこなしているのは流石である。
生沢佑一は1974年に弾ともや名義でレコードデビュー、ロックバンド「ローズマリー」などで活動、1983年に生沢佑一へ改名しアルバム『ミステリアス』で再デビューを果たして1992年に自身の音楽プロジェクト・TWINZERを始動する(2000年に活動を凍結)。その後、「前田亘輝 & HIS BLUES FRIENDS」や B'z松本孝弘のソロプロジェクト「ROCK'N ROLL STANDARD CLUB BAND」などに参加、2002年には『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の主題歌シングル『WARRIORS』をリリースするなどハードロックからアニメやゲーム、童謡の作品にも関わっている。
その彼が、2015年5月27日にJTCMソング『ひといきつきながら』をシングルリリースした。作曲は生沢佑一自身が担当、作詞はコピーライターの岩田純平が手掛けている。オリジナルバージョンは渋みのある声でソウルフルに歌い上げており男っぽさと哀愁が漂う。実は彼、大ヒットアニメ『妖怪ウォッチ』の主題歌『ゲラゲラポーのうた』を歌うユニット「キング・クリームソーダ」のメンバーで低音ボーカルを担当するZZROCKでもある。「ゲラゲラポー、ゲラゲラポー」のコーラスや後半でソロをとる重量感のある声が思い浮かぶのではないだろうか。
JTCM『ひといきつきながら』シリーズに関わるいいのまさし氏は、『いいのまさし(iinomusic)ツイッター』で今回のCMでの山本彩について「本人出演なしで歌のみでも存在感出せる凄み」と評している。また、彼女に「紅白でセンターになって忙しいでしょ?」と聞いたら「いや暇ですよ」と返ってきたそうで「あの人が暇なら日本人皆暇や」と舌を巻いていた。
これまで山本彩やNMB48が登場したバージョンと趣向が違い、『JT CM ひといきつきながら それぞれの道篇』は小学生の時に同級生だった女友達2人が成人して母校で再会するストーリーとなっており、韓英恵(かん はなえ)と多賀麻美(たが あさみ)によるミニドラマを牧歌的な歌声が引き立てる。山本彩も当初はソウルフルなオリジナルを聴いて練習しただろうが、そこから自身の歌に昇華してこそできることだ。
なお、2月22日発売される生沢佑一のミニアルバム『魂 ~がらんどう~』には彼が歌う『ひといきつきながら』も収録されており、山本彩が2016年10月26日に出した1stソロアルバム『Rainbow』には彼女が歌う『ひといきつきながら』が収められている。
出典:https://www.instagram.com/sayaka__714
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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