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【エンタがビタミン♪】斉藤由貴「自分が削られる」ようなアイドル時代 救ってくれた“ユーミン”と“松本隆”

TechinsightJapan / 2017年2月21日 12時20分

「今思うとベタな歌詞なのに、ダイレクトに励まされた」と照れ笑いする彼女に、松本隆は「人生とはそういうもの、大事なこと」「真実は月並みななかに紛れている」「普通の物なんですよ」と共感した。

18歳となった斉藤由貴は、1985年2月にその松本隆が歌詞を書いた『卒業』で歌手デビューを果たし一躍人気アイドルとなる。2人の運命的な出会いだった。松本は斉藤を見て「周りに流されない芯の強さと儚い魅力」を感じたという。『卒業』に「卒業式で泣かない女の子」を描いたのもそんな彼女のイメージから発想したのだろう。

対談しながら『卒業』が流れると松本は「あとから聴くと泣きたくなるね」としみじみと話す。斉藤は「そういう女の子っているよね。いてもおかしくないよね」というのがずっと今の時代もあるという。30年経った今も「すごく分かります」と言ってくれる人がいるそうだ。彼女の言葉に松本は「たぶんね、死んでもまだ残ると思う。そのぐらいの普遍性に行き当たっちゃった」と感慨深げだった。

実は似たようなことをおよそ1年前にマツコ・デラックスが語っている。2016年2月23日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)で“時代を超えた名曲!昭和の卒業ソング”が話題になるとマツコは「好きなのは、やっぱり斉藤由貴さんかな」と『卒業』を挙げた。卒業ソングなのに「全然感動的でなくすごく醒めた歌」「周りで卒業だとぎゃーぎゃー騒ぐ同級生を小バカにした歌。すごい歌詞よね」とマツコ流に解釈した。松本隆の言う通り、そのようにして残り続けるのだろう。

2月23日のNHK Eテレ『ミュージック・ポートレイト』では「松本隆×斉藤由貴 第2夜」が放送される。2人からいったいどのようなエピソードが語られるのか想像もつかないが、それだけに楽しみである。

出典:https://www.instagram.com/takashi_mtmt
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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