【エンタがビタミン♪】『この世界の片隅に』日本アカデミー賞での快挙にゴスペラーズ黒沢「やったよ、すずさん」

3月3日に行われた『第40回日本アカデミー賞』授賞式で、片渕須直監督による劇場用長編アニメ『この世界の片隅に』が最優秀アニメーション作品賞に選ばれた。片渕監督が受賞スピーチで「6年以上かかって作った映画なんですが、諦めなくて良かった…」と話す姿が印象的だった。それも含めていろいろな感情が込み上げたのだろう、男性ヴォーカルグループ・ゴスペラーズの黒沢薫がツイッターで喜びをつぶやいている。

事前に発表された優秀アニメーション作品賞は『この世界の片隅に』のほか4作品が受賞しており、大ヒット作『君の名は。』もそのなかにあった。それだけに『この世界の片隅に』が最優秀賞に選ばれると片渕監督や関係者の喜びはもちろんながら周囲も感慨深げだ。片渕監督は壇上で「もし途中で“もういいかっ”と思っていたら、たぶん皆さんの心の中にすずさんという、ちっちゃな可愛らしい主婦の姿が宿ることもなかったかと思うと…どうもありがとうございます」と挨拶した。

ゴスペラーズ黒沢は、テレビ放送で受賞を知って『黒沢薫（K2spicy）ツイッター』で「やったよ、すずさん。嬉しくて涙が止まらない」「神様は、いた。ちゃんと、見てくれてた…」と溢れる思いをツイートする。

さらには片渕監督が最優秀作品賞を受賞した映画『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督と「こんなにあちこちで何回も顔合わすことになるんだったら、ネタ合わせとかしときゃよかったですね」「ケータイとかね」と言葉を交わしたことに「かっこよすぎる。このやりとりがもう映画」と感動するのだった。

ちなみに『この世界の片隅に』で「ちっちゃなすずさん」の声を担当したのん（本名：能年玲奈）は『のん 公式ブログ』にて「おめでとうございます」「すごいっ！　びっくりしたあ」と祝福している。急きょ準備したケーキや料理を囲んでお祝いがあり「監督もコトリンゴさんも、興奮していました！」という。

今回の受賞により本作はいっそう国内外から注目されることとなる。ゴールデンボンバーのメンバーも『歌広場淳（junjunmjgirly）ツイッター』で「『この世界の片隅に』もっともっと、隅々まで広まれ！」と願うように多くから愛されることだろう。

出典：http://lineblog.me/non_official
出典：https://www.instagram.com/kaorukurosawa_lovelife
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）