【海外発!Breaking News】Facebookの人種差別記事に「いいね!」ポチポチ 批判者を増やした疑いで男性訴えられる(スイス)

TechinsightJapan / 2017年4月15日 21時30分

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ユーザーに甚だしい規約違反があれば、逮捕すら起こり得るSNSの世界を甘くみてはならない。だがこのケースはちょっと珍しいのではないだろうか。「いいね!」の連発でむやみに批判者が増えてしまったとして、スイスのある男性が訴えられてしまったのだ。

動物愛護団体「Vereins gegen Tierfabriken」のアーウィン・ケスラー会長について、彼のひどい人種差別主義者と反ユダヤ主義を批判する記事をFacebookに寄せた8つの動物愛護団体。彼らのページそれぞれに対して「いいね!」ボタンを押し、話題を拡散させたのはチューリッヒ出身の45歳の男性(それ以上の情報は明らかにされず)であった。

自分に関する記事がどんどん拡散し、大勢の人々から誹謗中傷を受けることになったケスラー氏。たくさんの「いいね!」ゆえにとんだ名誉毀損にあったとしてその男性の提訴に踏み切った。本当に「いいね!」と思って押したのではあるまい、むしろ私を辱め、たくさんの批判を煽るためだったに違いない…というのがケスラー氏の提訴の理由だ。

もっとも男性側の弁護士は「ケスラー氏はかつて人種差別行為で有罪判決を受けており、損害賠償の請求を目的にほかにも8名に対し5つの裁判を起こしている人物です」と説明。出廷を控えても決して弱気にはなっていないようだ。そんななか、チューリッヒ裁判所で3日に予定されていた聴聞会は延期と告げられた。もしもこの被告に有罪判決が下った場合は、高額の罰金刑と裁判費用の支払いを命じられる可能性が高い。『Tages Anzeiger』が伝えたところによれば、「いいね!」ボタンの数に激怒して裁判が起きるなどスイスでは初めての事例だそうだ。

出典:https://www.thelocal.ch
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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